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西日本で売ってない !?和菓子の「すあま」とは?

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「すあま」ってご存知ですか?聞き慣れない人も多いはず。実は、すあまとは、東日本で古くから縁起物として食べられている和菓子なのです。東日本では、スーパーやコンビニでも売られているほど身近なこのお菓子。

知らなかったあなたも、きっと食べてみたくなるはず♪

今回は、この「すあま」の魅力をたっぷりご紹介します!

 

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すあまとは?

すあまとは、「素甘」、「寿甘」と書き、漢字の通り甘く、縁起物のお菓子です。米粉に砂糖などを加えて蒸し餅菓子であり、中に餡などは入れず、生地の素朴な甘さとモチモチとした食感を楽しみます。見た目は縁起の良い紅白のものが多く、形もかまぼこ型や卵型など様々です。

求肥(ぎゅうひ)との違い

米粉を使った甘い餅菓子といえば、 「求肥」を思い浮かべる人も多いのでは?しかしすあまは、求肥とは違った特徴を持っています。

一般的な「求肥」は、もち粉や白玉粉を使用して作られるのに対し、「すあま」は、うるち米を原料とする「上新粉」を用いて作られます。上新粉を使ったすあまの方が、求肥よりも粘り気が少なく、歯ごたえが良くなります。

そんなすあまですが、なんとお家でも手軽に作れちゃうんです!

すあまの作り方

おうちで手軽にすあまを作るには、なんと電子レンジを使います!

すあまの作り方・手順

<材料>

  • 上新粉100g
  • 砂糖100g
  • 塩適量
  • 熱湯150ml
  • 片栗粉(打ち粉用)適量
  • 食紅(着色用 ※なくても可) 少量
<手順>

①耐熱容器に材料をすべて入れてよく混ぜ、ラップなしで、レンジで加熱する。(目安:600Wで2分半〜3分程度)

②レンジから取り出し、木べらでよく混ぜる。

③再びラップなしで加熱する。(目安:600wで2分から2分半程度)

④レンジから取り出し、再び木べらでよく混ぜる。

⑤片栗粉を薄く敷いたバットに取り出し、巻きすやラップを使って、棒状に成形する。

⑥少し熱が冷めたら、好きな大きさにカットして完成!

すあまはどこで買える?

おうちで作れるすあまですが、和菓子屋さんのを食べてみたいと人もいるのでは??

東日本ではスーパーコンビニでも手軽に買えますが、西日本では和菓子屋さんですらめったに売られていません。しかし今やネットで買える時代!オンライン対応の和菓子店や、Amazon、楽天市場でも購入可能です。

ここではネットで買えるおすすめ商品を一つご紹介!

<あずさ堂小林>

  • 紅白すあま10個入り
  • 1,520円(税込)

 

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すあまに関するよくある質問!

西日本に「すあま」はないの?

西日本の人にはあまり知られていないというすあま。本当にそうなの?と気になった人もいるでしょう。

Jタウンネットが面白い調査を行っています。2020年時点では、日本アルプスを境にすあまを知っているかどうかの知名度の境界線があるようです。
やはり東日本の方が西日本よりすあまの認知が優勢になっています。(参考:https://j-town.net/2020/01/24300688.html?p=all)

関西人は「すあま」知らないってホント? 知名度を調査してみたら境界線がくっきり(全文表示)|Jタウンネット
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すあまの原料の上新粉とは?

すあまに使われる米粉は、「上新粉」です。上新粉は、ご飯でよく食べている「うるち米」を使っているため、もちもち感は白玉粉やこち粉より比較的少なく、弾力があります。白玉粉を使ったもちもちと柔らかい求肥に対し、同じく上新粉を使った団子や柏餅はしっかりした噛みごたえがありますよね。

自分の好みに合わせて、まだ出会ったことのない、お気に入りの餅菓子を探索するのもいいかもしれませんね!
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