※記事内に広告を含む場合があります
※記事内に広告を含む場合があります

ニシンが美味しい旬な時期っていつ?特徴や産地について

レシピ

春が旬の魚である「ニシン」。

ニシンと聞いて、ニシンそばやおせち料理のカズノコを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?

ニシンは、別名「春告魚(はるつげうお)」と呼ばれており、その産地はほとんどが北海道です。

一部の地域では出回っていますが、ニシンはどんな魚なのか、どんな食べ方があるのか知らないという人も少なくないでしょう。

おそばやカズノコ以外にもおいしい食べ方がたくさんあるので、いろいろ食べてみたいですね。

スポンサーリンク

ニシンとは

ニシンはニシン目ニシン科の体長30cm前後の赤身魚です。

北太平洋を回遊している典型的な寒帯性の回遊魚で、春頃に北海道へやってきます。

ニシンは脂分が多く、味が良いので江戸時代から人気の魚と言われています。

太平洋ニシンと大西洋ニシンの違い

太平洋ニシンは日本、アラスカ、カナダ、カリフォルニア北部と広い海域に分布しています。

そして卵を産み付けるのは海藻の上、昆布など海を漂う海藻に産み付けられます。

大西洋ニシンとはノルウェーやアイスランドが産地のものです。

こちらは、岩場や砂地に産卵するところが太平洋ニシンとの大きな違いです。

どちらもニシンの身の肉質に大きな差はありませんが、産卵の場所の違いからカズノコの歯ごたえが違い、海藻に産み付ける太平洋ニシンの方が卵同士の結着が強く、カズノコの食感が良くなります。

ニシンの産卵で起こる「群来(くき)」

群来(くき)とはニシンの群れが産卵のため海岸付近に来ることにより、海面が白く濁る現象のことを言います。

ニシンの産卵は夜なので海面に広がった乳白色を見ることができるのは、朝から夕方の時間帯が多いようです。

実はこの群来(くき)、長い間観測されなかった時期があります。

群来(くき)がないということはニシンの漁獲量が減少したことを意味し、一時は絶滅も心配されていましたが、1999年に45年ぶりに群来(くき)が発生して以来、近年に至るまでいろいろな場所で観測されるようになりました。

スポンサーリンク

ニシンの名産地や水揚げされる量とは

現在のニシンは北海道の他に東北の地域でも水揚げされています。

一時は100万トンほど漁獲されていたようですが現在はどうなっているのでしょうか?

スポンサーリンク

ニシンが水揚げされる地域

国産のニシンの水揚げ量1位は北海道で、全国シェア約99%と国内の漁獲量のほとんどを占めていることがわかります。

生魚のニシンは国産品が主流ですが、カズノコなど加工しているニシンは海外のものを使用していることが多いです。

ニシンの漁獲量

1890年の明治時代には100万トンほど水揚げされ、北海道の一大産業だったニシンの漁獲ですが、ここから減少し始め1955年(昭和30)にはほぼ0となり、絶滅の危機まで心配されていました。

なぜ漁獲量がここまで減り始めてしまったか、それは海流の変化、海の水温の変化や乱獲が原因ではないかと考えられています。

ニシンの資源増大対策として稚魚の放流や漁獲規制がおこなわれ徐々に漁獲量は回復し、2021年(令和3)のニシンの漁獲量は14062トンと徐々に改善されてきましたが、最盛期ほどはまだ回復されていません。

今後も資源保護の取り組みが続き、国産のニシンを食べる機会が少しでも増えたらいいですね。

ニシンの流通時期

国産のニシンの流通量が最も多いのは2~3月ですが、加工しているニシンは輸入されたものを使用しているので一年中流通しています。

ニシンの旬

「春告魚(はるつげうお)」と呼ばれ、春の季語としても使われてるニシンですが、実は春だけが旬ではありません。

ではいったいいつが旬なのか、詳しく見ていきましょう。

スポンサーリンク

水揚げ地によって変わるニシンの旬

北海道でとれる春ニシンは産卵時期のニシンで、カズノコや白子を抱えたものです。

そのため旬は3~5月となっていますが、春に産卵するニシンは秋から冬にかけての方が身体にしっかり栄養を抱えているので脂がのり、おいしいと言われています。

秋に旬を迎えるニシンもいる

北海道日本海沿岸でとれるニシンの旬は春だが、同じく北海道の太平洋沿岸でとれるニシンの旬は秋です。

一般的に魚は産卵前に身体をととのえ栄養を蓄えるので、魚そのものをおいしく味わいたい時は秋ニシンを食べる方がよいでしょう。

スポンサーリンク

ニシンの卵「かずのこ」

ニシンと聞くとおせち料理のカズノコを思い浮かべる人は多いでしょう。

このカズノコはニシンの卵のことです。

おせち料理の定番であるカズノコは見た目の美しさから黄色いダイヤと呼ばれており、またニシンは多くの卵を産むことから子孫繁栄や子宝の象徴とされています。

私たちがよく見るカズノコの多くは塩漬けされたもの、これはカズノコの特徴であるコリコリした食感を残すために冷蔵で長く保存ができるように塩漬けが生産されています。

ニシンの食べ方

春と秋に旬ニシンはニシンは栄養価も高く、塩焼きや煮付けなどおいしい食べ方が色々あり、アレンジも可能な万能魚です。

今回の食べ方をもとに、アレンジしたニシンの食べ方にも挑戦してみてください。

子持ちニシンは塩焼きがおすすめ

栄養価が高い子持ちニシンは3ステップで完成する塩焼きがおすすめです。

皮はパリっと身はふっくらしているので旬のニシンを味わうのにぴったりですね。

  1. 包丁の背でうろこをとり、両面に切り込みを入れる。
  2. 塩をまんべんなく振り、冷蔵庫で少し時間を置き臭みをとる。
  3. 水分を拭き取りグリルなどでじっくり焼く。
スポンサーリンク

かば焼き

かば焼きはフライパン一つでふっくら仕上げることができ、冷めてもおいしいのでお弁当にもぴったりです。

調理工程も4ステップと手軽にできることも嬉しいですね。

  1. ニシンはうろこ、内臓をとり頭を落として3枚おろしにする。
  2. 両面に片栗粉をまぶし、フライパンで皮目から焼き蓋をする。
  3. 身が白っぽくなったら裏返しもう片面を焼く。
  4. 3に醤油とみりん、酒を1:1:1の割合で入れ煮詰める。

甘露煮

ニシンの甘露煮とは素干ししたニシンを砂糖や水あめでやわらかく煮たものです。

こってりした甘さがくせになるご飯のお供ですね。

  1. 鍋に水を入れ、ニシンを茹でる。
  2. アクが出るのでこまめに取り除き、身を壊さないよう冷水に浸す。
  3. 酒、砂糖(水あめでも可)、醤油などの調味料を加えて弱火でゆっくり煮込む。

マリネ(酢漬け)

生のニシンはマリネが定番とも言われ、ワインなどお酒にも合う一品です。

  1. ニシンはうろこ、内臓をとり頭を落として3枚おろしにし、塩を振って少し置く。
  2. 白ワインビネガー、こしょう、塩、砂糖、ローリエを鍋に入れ、ひと煮立ちしたら冷ます。
  3. 冷めた2のマリネ液にニシンを漬け冷蔵庫で一晩寝かせる。
スポンサーリンク

昆布巻き

お正月のおせち料理でよく見かける昆布巻きですが、これは干物に加工した身吹きニシンを使うことが多く、冬の保存食としても食べられてきたようです。

  1. 昆布とかんぴょうを水で戻す。
  2. ニシンを昆布で巻いてからかんぴょうで縛っておく。
  3. 鍋に砂糖、酒、醤油、みりんを入れ落し蓋をしながら煮詰める。
  4. 鍋ごと冷まし、一口大に切る。

丸干し

ニシンの丸干しは、切れ目を入れて弱火でじっくり焼くだけでおいしく仕上がります。

醤油やマヨネーズにも合い、山椒を振ってから焼いてもまた違った味わいになるので、自分好みのアレンジもできますね。

糠ニシン

糠ニシンとはニシンを糠で漬け込んだもので、発酵食品や保存食として扱われています。

食べるときは糠を落としグリルで焼いたり、三平汁という北海道の郷土料理として食べることが多いようです。

スポンサーリンク

ニシン蕎麦

ニシン蕎麦は温かい蕎麦の上にニシンの甘露煮をのせた料理で、昔から京都と北海道で親しまれてきました。

発祥は京都といわれていますが京都では名物料理として、北海道では郷土料理として知られています。

どちらも大きく異なった点はありませんが、京都では薄口醤油が使われているので上品な味わいで澄んだ汁なのに対し、北海道では濃口醤油を使っているのでコクが強く、香ばしい風味が特徴です。

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました