こんにちは。何をするにもめんどい人です。
秋口に入ったら大量に出回る新物のサツマイモを使って焼き芋食べようとする人も続出するでしょう。ヘルシオ持っている人なら自動の焼き芋モードや手動ウォーターグリル33分でやっている人も多いと思う。
ヘルシオ公式サイトでは手動の場合ウォーターグリル33分を推奨してるけど、本当にこれが最適解なのだろうか?
ウォーターオーブンではダメなのか?僕的には温度が調節できないウォーターグリルより、温度を一定にして加熱できるウォーターオーブンの方が管理できてる感があって好みなんだけど。。
僕がウォーターグリルよりウォーターオーブンを進めたい3つの理由
- 好みの温度で低温加熱ができるから焼き芋の甘さを自在に操れる
- グリルと違って庫内全体を一定温度で加熱するから、焼きムラがなく、一気にたくさんの焼き芋を作れる
- 多少なりとも体に毒である焦げがつきにくい(焦げてこそ焼き芋だって言う意見もわかる)
【秘密のヘルシオ設定温度大公開!!】ウォーターオーブンで最高の焼き芋を作る手順
1、サツマイモを洗う➡︎水気を切る
洗うときに同時にサツマイモの芽があれば爪でほじくる。芽が出てなくても皮を何箇所か爪で剥く。洗うのと並行して皮を爪で剥くことで、サツマイモをフォークで刺して過熱時の破裂を防ぐ工程を省ける。
フォークでいちいちサツマイモに穴を開けるのがめんどくさいし、洗い物も増える。爪楊枝でもできるけどそれもまためんどい。ほんとに穴あけではなく、爪でむくだけでオーブン加熱時に破裂しないの?って不安があるかもしれないけど、オーブン庫内で破裂音がした経験は1度もないです。
2、角皿に網を置いてその上にサツマイモを乗せられるだけ乗せる
角皿の上に直接置いたらダメ?
➡︎さつまいもからアクが出たときにそれが触れるから網の上でやったほうがいい。それすらめんどければ角皿の上に直接置いてもいい。
3、ウォーターオーブンで加熱する
ここが本題で1番大事なところ。ネットには最高のネットリ焼き芋を作るために80℃の低温蒸しをしてからオーブンで焼き上げたほうがいいなどいろんな情報があるけど、結局それらは工程を多くするだけでめんどくさい。
本当に手軽なのは少ない工程一発で最高の焼き芋が出来上がること。ヘルシオ公式が推奨するウォーターグリル33分では物足りない。ここでは以下の2パターンの設定温度で分けて紹介する。
- 忙しいから時間をかけずにすぐ食べたい
- 時間はたっぷりかけても甘くて最高の焼き芋を作りたい
【忙しいから時間をかけずにすぐ食べたい人は】170度で45分加熱する
ウォーターオーブンを170度に設定することでサツマイモを低温蒸しするのと同じような効果がある。おそらくウォーターグリルだとそこが不十分なんだと思う。
サツマイモは低温長時間加熱が美味しくなる秘訣であり、加熱時間が短くなればなるほど甘みが出てこない。って仮説を立てると、やっぱりレンチンが1番まずくて、ウォーターグリル33分よりも170度45分の方がよりおいしい焼き芋になることは想像できると思う。
ウォーターオーブン170度で1時間とかでもいいけど、そのぐらい長くなっちゃうとそれもまためんどくなる分岐点であり、習慣化しにくくなる。
因みにウォーターオーブン170度で45分加熱した直後のサツマイモ内部温度が以下
内部温度はどのサツマイモも100度。温度計を刺したときの感触もスッと入り火の通り具合はバッチリ。但し、甘みを最高潮に引き出すには60〜80度の温度帯をゆっくり通過させることが必須だから、内部温度100度は高すぎる。
170度45度でも十分に美味しく食べられるんだけど、もっと究極の焼き芋に仕上げたいなら以下のウォーターオーブン設定温度でやると何とも言えない魅惑的な焼き芋に出会えるだろう。
【時間はたっぷりかけても甘くて最高の焼き芋を作りたい人は】140度で120分加熱する
4、オーブン庫内で30分ほど放置しておく
早く食べたい場合もあると思うし、この工程は必ずしもやらなくてもいい。庫内放置して少しずつ内部温度を下げていくことでより甘みが増すようなイメージもある(あくまでイメージだから科学的根拠の確証はない)
因みに170度45分で加熱した焼き芋を20分放置した後の内部温度は以下。
74℃ですね。
【品種別】焼き芋断面比較
掘り立て新物の未熟成の「紅さつま」の焼き芋断面
【170℃45分 アルミホイルなし】
もともと紅さつまはねっとり系ではなく、ホクホク系のサツマイモ、しかも掘り立て10日ほどの未熟成だからネットリ感は皆無。
掘り立て新物の未熟成の「紅はるか」の焼き芋断面
【140℃90分 アルミホイルなし】
【140℃90分 アルミホイルあり】
焼き芋作るためにアルミホイルは巻いたほうがいいのか問題
焼き芋をウォーターオーブンで作るときにアルミホイルは巻いたほうがいいのかまかなくてもいいのか?まかなくてもいいと言う人もいるけど、僕は実体験からアルミホイルを巻くのが正解という結論に行き着いた。
何事もめんどくさい僕からすると毎回サツマイモを一つ一つアルミホイルで包む作業はメンドイ。たしかにめんどい。アルミホイル代と包む作業時間もかかる。焼き芋を毎日食べたいのにこの作業が億劫でやめてしまう可能性もある。
ただ、そのメンドさを加味しても(差し引いても??)アルミホイルで巻きたくなるほどの極上の焼き芋ができる。
そう!アルミホイルで巻いた場合とまかない場合で焼き芋のねっとり具合が全く違ってくる。👇を見て。
この写真の比較で伝わるかなぁと心配ですが、どちらも140℃ 90分でウォーターオーブンした新物掘り立ての紅はるかです。上がアルミホイルをまかないで焼いたものでしたがアルミホイルを巻いた焼き芋です。
新物のサツマイモだから普通に蒸したり茹でただけではねっとりにはならない。上の写真も色を見ればわかるように少しホックリ感がある。
そんなサツマイモがアルミホイルを巻くだけで、全面がネットリ断面になっているのがわかると思う。実際食べ比べたけど、上がホックリ感が少しあった一方、下はほっこり感が全くない全体ねっとり系の焼き芋に仕上がっていた。
正直僕もアルミホイルの有無でこんなにも食感が変わると思っていなかった。アルミホイルをかぶせることで蒸し焼きの状態になり内部温度が最適な温度帯で推移したんだと思う。ちなみにアルミホイルをまかないで90分加熱した直後の内部温度を測ってみたところ約100度だった。やはりアルミホイルをまかないで焼くと温度が高すぎるようだ。
以上がヘルシオのウォーターオーブンで最高の焼き芋を作る方法でした。