マフィンとスコーンの違いってわかりますか?もちろんビジュアル的に違うんだけど、なんとなく材料的にもマフィンとスコーンは似てます。粉類と液体類を混ぜ合わせたときの生地感も似てます。
生地感で言うとマフィンの方が生地がゆるくてスコーンの方が生地がしっかりしている。
じゃあ、粉類と液体類を混ぜ合わせて水分が多い生地になったらマフィンにして、しっかり目の生地だったらスコーンにしていいの?
実際僕は当初スコーンを作るために生地を作っていたのに生地感がスコーンにするには緩めだったことから、スコーンを止めてマフィンの型に流し込んでマフィンに変更したことがある。
スコーンを作るはずがマフィンになっちゃった、実際焼き上がったものがこちら👇
粉と液体の材料的にはスコーンのレシピのものを採用してる。ただ単に生地感がゆるいか固めかで決めた。
出来上がりのマフィンを見た限り、
「これは間違いなくマフィンだ」
と言えるものでした。
ちなみにマフィンに適した生地感とスコーンに適した生地感については作ったことがある人だったらなんとなくわかると思う。スコーンの生地感はしっかりと成形できる位の硬さじゃないとだめ。マフィンの生地感はホットケーキのようなゆるゆるだともちろんだめ。作ったことがない人からすると想像以上に結構もったりしてると感じると思う。
僕が使う粉は全粒粉やらブランやらオートミール、コーンミールなどよくある市販のベーシックな白い小麦粉だけのマフィンでは無いから焼き上がったマフィンはおいしそうな色では無いかもしれない。僕は白い小麦粉だけのマフィンは作る気にはならないから僕の作るマフィンの見た目はおいしそうなものでは無いかもしれない。僕は見た目より、栄養価が高くて腹が満たせれば良いって言う考えなので、、でも1年に1回は自然栽培の白い小麦粉で市販メーカーのようなマフィンを作ってもいいかも!
マフィンとスコーンの水分量の比較
さて本題に入ります。
最初に結論から言うと、、
マフィンの水分量は粉の総重量と同じ、もしくは総重量の8〜9割
スコーンの水分量は粉の総重量の4〜5割
僕がいろんなお菓子料理人のレシピを見比べて粉と水分の割合を調べたところ、大体のレシピ本がこのぐらいの範囲の水分量だった。やはりスコーンの方が水分量が少ないんだけど、イメージ的にはマフィンの半分くらいの水分量でスコーンが出来上がる。
いろんなレシピ本を見て思うのはやはり粉類も液体類も材料的にはほぼ変わらないっていうか一緒と思う。違うところはやはり水分の量で、そう考えるとマフィンとスコーンの違いっていうのは見た目もそうだけど、本質的なところで言うと水分量の違いだけだと僕は勝手に結論づけました。
だからこの記事の冒頭で僕がやったスコーンを作る予定だったのが生地感がスコーンに比べてゆるいという理由でマフィンに変更したっていうやり方は間違ってなかった!ってことで。笑
でも今から思えば今回作ったマフィンはレシピを見てスコーンの水分量よりちょっと多めに入れただけだから、水分量はおそらく粉類の総重量の6〜7割だったのかなあ。マフィンにしては少し少ない水分量だったかも!
あとは使う粉によって水分吸収率が違ってくる。吸収率が違うという事は同じ量の水分を入れても生地感が変わってくるということ。だから最終的には自分の目で生地感を見極める必要がある。見極めるって言っても別に自分用で食べるんだから厳密に気にしなくてもいい。
てな感じでマフィンの適正な水分量の基準がわかれば、自分が作ったマフィンは水分量が多すぎたか少なすぎたかが分かるので基準を覚えるといいですね。