よくケーキ屋さんで見かけるホールケーキですが、サイズについて詳しくどのくらいだろうと疑問に感じる方もいるかもしれません。ホールケーキとは言ってもまずそのケーキの意味とは何か何がもとにサイズが決められているのかについて詳しく解説していきます。
号数って何?センチ(cm)を使わない理由
ケーキを購入する際、サイズが号数表記されています。号数を見て、どのくらいの大きさなのかすぐにわからず悩む方は多いのではないでしょうか。
今はネット注文も多い時代。ネットで見ると、さらにサイズがどのくらいなのかわかりにくいですね。
どうしてこのようなわかりにくい単位を使っているのか?それは、昔のならではの大きさのはかり方が残っているから。昔の習わしを大切にする日本ならではですね。これは「尺貫法」と言われるもので、1号=1寸(約3センチ)です。
号数ごとの直径(cm)
ケーキの号数は、直径にあたります。「1号=1寸(約3センチ)」です。1号大きくなると、直径は3センチずつ大きくなることになります。
号数 | 直径 |
4号 | 12センチ |
5号 | 15センチ |
6号 | 18センチ |
7号 | 21センチ |
8号 | 24センチ |
9号 | 27センチ |
10号 | 30センチ |
通常のケーキ屋では、この4号から6号が主流でよく出ています。大人数でのパーティーなどの際には、8号から10号でもよさそうですね!しかし、一般的なケーキ屋さんでは、大きいサイズは店頭では見かけないので、注文の際は事前にお店に確認されると良いかと思います。
お家で手作りケーキを作る際にケーキの型をお探しの場合も、まずは上の表のサイズを参考に選んでいただければと思います。
それぞれの大きさをイメージしやすい物に例えると?
12cm | CD,DVDと同じ |
15cm | 1000円札の横幅 |
18cm |
漫画の単行本の縦幅
|
21cm |
500mlペットボトルの高さ
|
24cm |
大人女性の足の長さの平均
|
27cm |
大人男性の足の長さ平均
|
30cm |
A4サイズの長い辺
|
号数ごとの重さ(グラム)
一般的なショートケーキのホール(スポンジ2層、生クリーム、イチゴ使用)をモデルに、1切れ120グラムとして大体の目安をまとめました。計算してみました。
- 4号ショートケーキ (スポンジ2層) 480グラム
- 5号ショートケーキ (スポンジ2層) 720グラム
- 6号ショートケーキ (スポンジ2層) 960グラム
- 7号ショートケーキ (スポンジ2層) 1200グラム
- 8号ショートケーキ (スポンジ2層) 1440グラム
- 9号ショートケーキ (スポンジ2層) 1680グラム
- 10号ショートケーキ (スポンジ2層) 1920グラム
生クリームやデコレーションのフルーツなどによって、変わってくると思います。
サイズごとの、人数の目安
サイズごとの人数の目安を大人と子供に分けて表にまとめてみました。大人1切れ120グラム、子供1切れ60グラムを目安としてまとめています。
号数 | 大人(1切れ120グラム) | 子ども(1切れ60グラム) |
4号 | 2~4人分 | 4~6人分 |
5号 | 4~6人分 | 8~10人分 |
6号 | 6~8人分 | 12~14人分 |
7号 | 8~10人分 | 16~18人分 |
8号 | 10~12人分 | 20人~22人分 |
9号 | 12~14人分 | 24人~26人分 |
10号 | 14~16人分 | 28人~30人分 |
スクエアケーキのサイズと人数目安
スクエアケーキのサイズと人数の目安もまとめてみました。スクエアケーキの場合は、1辺の長さが号数×3センチの値で計算できるので、覚えておくといいと思います。
号数 | サイズ | 人数目安 |
4号 | 12×12センチ | 2~4人分 |
5号 | 15×15センチ | 4~6人分 |
6号 | 18×18センチ | 6~8人分 |
7号 | 21×21センチ | 8~10人分 |
8号 | 24×24センチ | 10~12人分 |
9号 | 27×27センチ | 12~14人分 |
10号 | 30×30センチ | 14~16人分 |
まとめ
- ホールケーキのサイズは昔ながらの尺貫法が使われていて、1号=1寸(約3センチ)である。
- 号数が1つ増えると、直径が3センチずつ大きくなる。
- スクエアケーキは1辺の長さが号数×3センチの値である。
- 号数が1つ増えると、大人は2人分、子どもは4人分ずつ増える。
ケーキの号数についてまとめてみました。あくまでも目安であり、スポンジの高さや生クリーム、デコレーションの量によっては若干の違いがあると思いますが、覚えておくと便利だと思います。また、食べる人のメンバー構成や食べるタイミングによってもホールケーキがいいのか、スクエアケーキがいいのか?号数はどれにするか?など変わってくると思います。
お祝いやイベントでケーキを購入する際や、ご自宅で手作りする際の参考にされてください。