赤い容器でインパクトがあり、CMでもおなじみの強さひきだすR1ヨーグルト。
発売当初は爆発的に売れた商品であり、今でも冬に近づくと品薄になってしまうこともあるほどの人気商品です。
R1ヨーグルトはカラダにいいとは聞くけれど、具体的にどんな効果があるの?という方のために、今日はR1ヨーグルトについて説明していきます。
明治乳業の「R1ヨーグルト」の種類
R1ヨーグルトとは、株式会社明治から販売されている6000種類の中から選びぬかれた「1073R-1乳酸菌」という乳酸菌を使用しているヨーグルトです。
R1ヨーグルトの種類や特徴、効果は以下のとおりです。
「R1ヨーグルト」の種類は豊富です。飲むヨーグルトとヨーグルトあわせてなんと14種類も販売されています。
プレーンが好きな方、糖質や脂肪分を気にされる方、ヨーグルトには味がほしい方など様々なチョイスがあります。
特に、飲むヨーグルトは国内販売No.1の人気商品なのだそうです。以下が現在発売されているR1ヨーグルトになります。
<ドリンクタイプ>
・明治プロビオヨーグルトR1ドリンクタイプ
・明治プロビオヨーグルトR1ドリンクタイプ 低糖低カロリー
・明治プロビオヨーグルトR1ドリンクタイプ ストロベリー
・明治プロビオヨーグルトR1ドリンクタイプ ブルーベリー
・明治プロビオヨーグルトR1ドリンクタイプ 砂糖不使用甘さ控えめ
・明治プロビオヨーグルトR1ドリンクタイプ 満たすカラダ鉄分
・明治プロビオヨーグルトR1ドリンクタイプ 満たすカラダカルシウム
・明治プロビオヨーグルトR1ドリンクタイプ The GOLD
<ヨーグルトタイプ>
・明治プロビオヨーグルトR1
・明治プロビオヨーグルトR1 低脂肪
・明治プロビオヨーグルトR1 砂糖不使用
・明治プロビオヨーグルトR1 満たすカラダビタミンCフルーツミックス
・明治プロビオヨーグルトR1 満たすカラダ鉄分ブルーベリーミックス
・明治プロビオヨーグルトR1 プレーン
※2023年10月15日現在
R1ヨーグルトの特徴「1073R-1乳酸菌」とは
R1ヨーグルトには1073R-1乳酸菌が含まれています。これはブルガリア菌の一種で、多糖体(EPS)という糖が鎖のようにつながったものを多く作り出しています。
EPSが作り出されることで、ヨーグルトがとろっとしたテクスチャになります。
このEPSは「免疫力を高める」「腸内環境を整え、腸の健康の改善につながる」効果があります。
さらに1073R-1乳酸菌は、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)という免疫系細胞の活性を促しています。NK細胞は、「ウイルス細胞やがん細胞をやっつける働き」があります。
最前線で私達のカラダが病気にならないよう守ってくれているのです。
R1ヨーグルトの効果・効能と成分は?何に効く?
風邪予防・免疫力向上
明治の研究結果によると、R1ヨーグルトは「インフルエンザワクチンの効果を高める」「インフルエンザを予防する効果」が見られたそうです。
さらに12週間毎日R1ヨーグルトを食べた人は、食べていない人に比べ唾液中にIgAが増えたそうです。
IgAとは抗体の一種で、ウイルス細菌や病原体がカラダに増えるのを防ぐ役割があります。IgAが向上することで、風邪予防や免疫力の向上につながっています。
腸内環境の改善
R1ヨーグルトには1073R-1という乳酸菌が含まれており、これは腸内の善玉菌を増やす効果があります。
善玉菌が増加することで腸内の働きが良くなり腸内環境の改善につながります。
美肌・美容に良い
R1ヨーグルトを食べることで腸内環境を整え免疫力が改善されるため、美肌になります。
また、カラダの調子がよくなると、食べ物から入ってくる栄養素が効果的に吸収されるため、美肌美容につながります。
消化の促進
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、食物の消化を助ける働きがあります。
消化酵素の働きを活性化させ、食物の消化吸収をスムーズにするため、胃腸の負担を軽減することができます。
骨の健康維持
R1ヨーグルトには1つあたり120〜230mgのカルシウムが含まれています。
カルシウムが足りないと骨からカルシウムが溶け出してしまいます。逆にカルシウムが体におぎなわれると、骨に吸収されて骨を強く健康にしてくれます。
R1ヨーグルトのダイエット効果
商品にもよりますが、R1ヨーグルト1つあたり約50〜90キロカロリー、糖質は約5〜14gです。このことから低カロリー低糖質でダイエットに適した食品ということがわかります。
ヨーグルト単体でなく、果物やオートミールなどと混ぜて食べれば、栄養バランスがとれた食事にもなります。
また、善玉菌を増やすことで腸内環境を整えるため、便秘にもならずにダイエット効果につながります。
R1ヨーグルトの飲む&食べるタイミングは?
ヨーグルトは朝に摂るイメージがありますが、実は夕食時の方が効果的なのだそうです。
夕食時に摂取することで「カルシウムの吸収率が高まること」が研究結果としてあげられています。
また、睡眠中に必要なたんぱく質は筋肉から壊されていくのですが、「夕食時にたんぱく質の多いヨーグルトを摂取することで、筋肉中からたんぱく質を壊すのを防ぐ」という効果があります。
R1ヨーグルトは1日何本まで?
明治のホームページによると、R1ヨーグルトは1日1本以上と記されています。
上限量に制限はないですが、ヨーグルトにお腹が反応してしまうような人は、食べすぎると腹痛を起こす可能性があります。
糖分が入っているヨーグルトは飲みすぎると糖質過多にもつながりますので、摂取のしすぎには気をつけたほうがよさそうです。
まとめ
ヨーグルトは腸内環境を整える、ダイエット効果がある、骨を強くするなど様々なメリットがあります。
R1ヨーグルトはそれだけではなく、1073R-1乳酸菌が含まれているため、免疫力を高め風邪やインフルエンザ予防の効果が得られやすいです。
しかし一日摂取しただけで効果がでるわけでなく、8週間12週間と続けて摂取していくことが大切です。
参考文献
・乳酸菌1073R-1株試験結果
https://www.meiji.co.jp/yogurtlibrary/laboratory/report/1073r1/03/
・夜にヨーグルトを食べると○○にいいことが?!驚きの時間栄養学