厚揚げは大豆からできた良質な植物性タンパク質で食べ応えもあっていろんな料理で使えて、それでいて動物性タンパク質に比べて値段も安い。ただ生ものだから厚揚げの賞味期限は冷蔵庫で保存しててもせいぜい2〜3日以内。
これは厚揚げを上手に保存する方法、賞味期限内に上手に使い切る工夫を紹介していきます。
腐った厚揚げの特徴
賞味期限切れ以降でも食べられるかどうかは下記を目安にして判断すること。
- 厚揚げの表面にぬめり、粘り気が出る
- ツンとした酸っぱい匂いがする
賞味期限が切れたら何でもかんでも捨ててしまう人もいると思うが(実は昔の僕がそう)、賞味期限切れ以降でも食べられる食材はたくさんある。
確かに鮮度が良い方が味的にもおいしいのは当たり前だけど、多少品質が良くても食べられるものと明らかに腐って食べられないものの線引きは見た目や匂いでしっかり判断できるようにすること。
厚揚げの場合で言うと表面に白っぽいぬめり感、粘り気があるものは腐りかけてる証拠。
厚揚げの最適な保存方法
厚揚げを賞味期限以上に日持ちさせるために未開封だろうが切り分けたものであろうが共通して大事なポイントがある。
0度〜3度の温度帯の冷蔵室で保存する
これは単に冷蔵室のどこに入れてもいいと言う話ではない。冷蔵室があっても場所によって温度が違うから。豆腐は水分が多いから凍らせてもいけないし、かといって5度とか6度とか少し高い温度でも0度〜3度に比べると劣化が早くなる。たかが1度、2度の違いと思わないこと。
その違いで日持ちが1日2日伸びるならそれは大きな違いだと思う。
未開封の場合
賞味期限内までなら袋に入ったまま最適温度で保存してれば問題なく食べられる。
開封後切り分けた場合
切り分けた厚揚げを1つずつラップで包んで最適な温度の冷蔵室で保存する。僕は小分けに切った厚揚げを1つずつラップで包むのがめちゃくちゃめんどくさいから、アイラップに無造作に入れて口を袋クリップでとめて冷蔵庫にポイってしてます。めちゃくちゃ時短です。
油抜きをしておくと日持ちが長くなる
開封した厚揚げは未開封に比べて劣化が進んでいくけど、熱湯かけて油抜きをしておくと日持ちが良くなります。油抜きした後の厚揚げは熱いから冷めたらアイラップに入れて冷蔵保存するのがいいと思います。
厚揚げの賞味期限切れを防ぐ工夫
厚揚げを使ったレシピをあらかじめ決めておく
厚揚げを賞味期限切れまで放置してしまうのには理由がある。それは
スーパーで何気なく厚揚げを買ってしまって何に使うかを決めてない
この1点に尽きると思います。何のレシピに厚揚げを使うか決めていないから冷蔵庫に入れた厚揚げの存在すらも忘れて、厚揚げを見つけたときには既に賞味期限後1ヵ月が経っているなんて事態になる。厚揚げの最適な保存方法を考えるよりも先に、本来は使う料理を考えることを真っ先に考えるべき。それが食材ロスを減らす1番有効なやり方だと思ってます。
《めんどい人流》厚揚げ購入後の一番コスパが良い動きフローチャート
厚揚げを買う前日までに厚揚げレシピを決めておく
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厚揚げを開封する
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熱湯かけて油抜きする
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厚揚げを切る
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(パターン1) 冷蔵庫に入れずにすぐ調理する(最もコスパが良い)
(パターン2) 作る予定のレシピの材料をまとめて切って全てアイラップに入れて口を縛って冷蔵保存
(パターン3) アイラップに入れてとりあえず冷蔵保存
個人的には厚揚げを買ってきてすぐに未開封のまま冷蔵保存するのはお勧めしない。大抵厚揚げの存在を忘れるから。経験上これをやると厚揚げの賞味期限が切れる可能性が高い。
パターン1ができないとしても最低限パターン3まで下準備しておくと後々自分が楽になる。