かぼすはポン酢に加えたり、料理のアクセントに使ったりしますが、僕が思うに日常的に使う食材ではないと思います。僕がよくやるかぼすの使い道は果汁をポン酢ダレの材料として使うくらい。
ポン酢なら日常的に使う調味料です。でも人によっては焼き魚の付け合わせにポンっと置いたり何かとおしゃれに使いこなせる人はいるようです。
そんなかぼすは日常的な食材ではないが故、買ってはみたものの使い道に悩んで冷蔵庫で眠らせてヴィンテージにしてしまったと言う人も多いのでは?
ここでは少しでもかぼすを長持ちさせるための保存方法について考えてみたいと思います。
かぼすの常温保存は翌日までに使う前提ならオーケー
かぼすは常温保存はあまり向いていない。収穫してから常温放置すると熟して収穫したてはきれいな緑がだんだん黄色く変色していく。
かぼすは熟すと香りが飛ぶ性質があるので、かぼすの風味を味わいたいなら程良い張りがあって色がきれいな緑色のうちに食べること。
指で押してグニャっと柔らかい感触なら熟し始めていてかぼすらしさが遠のいている合図だと思おう。
かぼすを翌日位までに使う予定なら常温保存で構わない。その際もかぼすの色やハリ感をしっかり確認した上で常温保存がいいのか野菜室保存がいいのか判断すること。
本当に収穫したてのかぼすであれば4〜5日は常温に置いても全然大丈夫だと僕は思う。
きれいな緑色のうちに野菜室で保存する
かぼすはトマトと違って熟す前が最も風味が良いタイミング。トマトは熟してからが一番栄養価も高くおいしいと言われてますよね。
かぼすは熟して黄色っぽくなってから野菜室で保存するのでは遅い。まだ熟していない緑色のうちに野菜室に入れることで熟すスピードを遅らせることができる。
すると1週間位は余裕で日持ちする。
ポリ袋や無添加ラップに包んで保存
かぼすは乾燥させないほうがいいのでポリ袋や無添加ラップに包んで野菜室に保管する。かぼすの皮を使わない間なら旭化成のサランラップでもいい。皮も使うなら化学物質が入った旭化成ラップは使用を控えた方が良い。
ちなみに無添加ラップより旭化成ラップの方が酸素透過性が低いから長持ちさせられる。
かぼすの冷凍保存について
かぼすは丸ごと、輪切りにして冷凍すると風味も食感も変化して生のかぼすとは別物になるのでやらないほうがいい。
唯一僕がやっているかぼすの冷凍は搾った果汁のみ冷凍する方法。
果汁は冷蔵保存では日持ちしないからポン酢ダレを作るときに冷凍ストックがあると便利ってことで果汁のみ冷凍保存している。
ただ僕みたいな果汁しか使わない人にとってかぼすを買うメリットは正直少ない。
果汁だけ欲しいなら市販のほうが安上がりだから。ネットで有機オーガニックのかぼす果汁はいくらでも買うことができる。自分でかぼすを切って歌詞を絞るのは毎日忙しい人にとっては結構面倒な作業だし、既に絞ってある無化学肥料、無農薬のオーガニック果汁が売られているんであればそっちを選択したほうがいいと僕は判断しました。
市販のかぼす果汁はいちど開封すると日持ちしないので、開封のタイミングで製氷ケースなどに小分けに流して冷凍保存してます。