ハンバーグといえば、洋食の定番であり、家庭の定番でもあります。
子供はもちろん大人も大好きハンバーグ。ハンバーグさえ作ってしまえば、あとは白ご飯と味噌汁だけで大満足な献立になりますが、もう少し、野菜をプラスして、彩り華やかに仕上げる献立にするためにここでは、ハンバーグをメインにした献立案をいくつか紹介します。
ハンバーグをメインにした献立例①
【主食】ご飯
(使った食材) ご飯
【副菜①】レンコンのつくねバーグ
(使った食材) 鶏ひき肉、生姜、長ねぎ、レンコン
【副菜②】切り干し大根の煮物
(使った食材) 切り干し大根、しいたけ、厚揚げ豆腐
【副菜③】小松菜のおひたし
(使った食材) 小松菜、かつおぶし
【副菜④】きぬかつぎ
(使った食材) 里芋
【汁物】パンプキンスープ
(使った食材) かぼちゃ、玉ねぎ、生クリーム、パセリ
【デザート】チョコレートのババロア
(使った食材) チョコレート、牛乳、生クリーム
<献立ひと言アドバイス>
レンコンが安く手に入ったので、今日は鶏ひき肉の肉だねを挟んでつくねバーグにしました。甘辛い味付けでご飯がよくすすみます。
パンプキンスープは、素材の味を活かして塩コショウの味付けのみです。こっくり甘くて身も心も温まります。全体的に野菜を多く使ったメニューです。
ハンバーグをメインにした献立例②
【主食】シチュー
(使った食材) ご飯、にんじん、玉ねぎ、じゃがいも、ビーツ、キャベツ、しめじ、鶏ひき肉
【副菜①】ハンバーグ
(使った食材) 合挽肉、玉ねぎ、パン粉
【副菜②】水菜とささみのサラダ
(使った食材) 水菜、ささみ
【汁物】コンソメスープ
(使った食材) 玉ねぎ、にんじん、大根、大根の葉
<献立ひと言アドバイス>
野菜をたっぷりと溶け込ませたシチューにしました。この日はしっかり運動したのでタンパク質を補給できるように、鶏ひき肉、合い挽き肉、ささみをしっかりと使いました。ささみは前日の残りのリメイクです。
ハンバーグをメインにした献立例③
【主食】ハンバーグ
(使った食材) ひき肉、豆腐、高野豆腐
【副菜①】麻婆豆腐
(使った食材) 豆腐、麻婆豆腐の素
【副菜②】エリンギとちくわの炒め煮
(使った食材) エリンギ、ちくわ、油揚げ
【汁物】あさりの味噌汁
(使った食材) あさり、長ねぎ
<献立ひと言アドバイス>
ひき肉に、豆腐と高野豆腐をまぜ、かさ増しした一品です。
ハンバーグを淡白に仕上げているため、副菜で少しボリュームを持たせました。
ハンバーグをメインにした献立例④
【主食】ご飯
(使った食材) 白米
【副菜①】煮込みハンバーグ
(使った食材) 豚ひき肉、長ネギ、かぼちゃ、たまご
【副菜②】トマトとわかめのサラダ
(使った食材)トマト、わかめ
【汁物】カリフラワーの胡麻和え
(使った食材)カリフラワー、白すりごま
<献立ひと言アドバイス>
ハンバーグと言えば焼くことが多いと思いますが、今回は煮込みハンバーグを作ってみました。長ネギとかぼちゃを入れて和風だしの味付けにしてます。ハンバーグの繋ぎの卵があまったので、汁のほうに溶き卵として使用してます。冬にもぴったりな体があたたまるメニューです。
ハンバーグをメインにした献立例⑤
【主食】
わかめご飯
(使った食材)
米、乾燥ワカメ、塩、炒りごま
【主菜】
ハンバーグ
付)人参の醤油バターグラッセ、ベビーリーフ
(使った食材)
合挽き肉、パン粉、卵、牛乳、塩、胡椒、サラダ油、刻み玉ねぎドレッシング、みりん
付)人参、砂糖、醤油、バター、ベビーリーフ
【副菜①】
ほうれん草のお浸し
(使った食材)
ほうれん草、出汁、醤油、塩、鰹節
【汁物】
キャベツのかき卵味噌汁
(使った食材)
キャベツ、卵、出汁、味噌
<献立ひと言アドバイス>
ハンバーグの付け合わせには、人参とベビーリーフで彩を加えました。主菜のプレートだけでは野菜が少なめの献立ですので、汁物には千切りキャベツをたっぷりと。副菜には、さっぱりと食べられるほうれん草のお浸しを添えて、緑黄色野菜の摂取も意識しました。
おかずに海藻類を使用しなかったので、主食はワカメご飯にし、食物繊維をプラスしました。
ハンバーグをメインにした献立例⑥
【主食】豆腐ハンバーグ
(使った食材) 木綿豆腐、合い挽き肉、玉ねぎ、山芋、大葉、大根おろし、薄力粉、コンソメ、塩胡椒
【副菜①】かぼちゃの煮物
(使った食材) かぼちゃ、醤油、酒、みりん、砂糖
【副菜②】サラダ
(使った食材) ブロッコリー、カットキャベツ、きゅうり、ミニトマト
【汁物】ポトフ
(使った食材) じゃがいも、キャベツ、人参、玉ねぎ、ブロッコリー、ミニトマト、ウインナー、コンソメ、塩胡椒
【デザート】りんご
(使った食材) りんご
<献立ひと言アドバイス>
ハンバーグをヘルシーな仕上がりにしたかったので、豆腐を混ぜて仕上げました。
山芋を入れるとふっくらするのでおススメです。
ソースはお好みに合わせて、ポン酢やケチャップをかけていただくと良いでしょう。
副菜のかぼちゃの煮物の甘みが豆腐ハンバーグによく合い、美味しいです。
ハンバーグをメインにした献立例⑦
【主食】ごはん
(使った食材)米
【主菜】ハンバーグ
付)人参の醤油バターグラッセ、ベビーリーフ
(使った食材)
合挽き肉、パン粉、卵、牛乳、塩、胡椒、サラダ油、刻み玉ねぎドレッシング、みりん
付)人参、砂糖、醤油、バター、ベビーリーフ
【副菜①】ポテトサラダ
(使った食材)
じゃがいも、玉ねぎ、ハム、寿司酢、マヨネーズ、黒胡椒
【副菜②】切干大根の煮物
(使った食材)
切干大根、人参、蓮根、ちくわ、インゲン、サラダ油、出汁、醤油、砂糖、みりん
【汁物】ほうれん草としめじのすまし汁
(使った食材)
ほうれん草、しめじ、出汁、酒、醤油、塩
<献立ひと言アドバイス>
ハンバーグの付け合わせには、人参とベビーリーフで彩を加えました。ポテトサラダの具材はシンプルにハムと玉ねぎだけ。寿司酢を加えることで、時間がたっても美味しく食べられます。切干大根の煮物は野菜をたっぷりと摂れますよ。
ハンバーグにポテトサラダという、高カロリーのメニューなので、汁物にはサラリとしたすまし汁を添えました。
ハンバーグをメインにした献立例⑧
【主食】ご飯
(使った食材) 米
【主菜】デミグラスハンバーグ
(使った食材) 合挽肉、卵、パン粉、玉ねぎ
(ソース)ケチャップ、中濃ソース
【副菜①】人参ラペ
(使った食材) 人参
【副菜②】春菊の天ぷら
(使った食材) 春菊
【副菜③】トマトアボカドチーズ
(使った食材)トマト、アボカド、チーズ、大葉
【副菜④】長芋のニンニク醤油漬け
(使った食材)長芋、ニンニク、輪切唐辛子
【副菜⑤】枝豆の燻製
(使った食材)枝豆
【汁物】じゃがいものポタージュ
(使った食材) じゃがいも、玉ねぎ、豆乳、バター
<献立ひと言アドバイス>
デミグラスハンバーグのソースはケチャップと中濃ソースだけでもしっかり味がつくので簡単でおすすめです。じゃがいものポタージュにはきのこ等を加えて、より多くの食材を取る方法も良いかと思います。
ハンバーグをメインにした献立例⑨
【主食】ごはん
(使った食材) 発芽玄米
【主菜】和風ハンバーグ
(使った食材食材) 合いびき肉 玉ねぎ 卵 牛乳 パン粉 紫蘇 大根おろし
茄子 コーン いんげん トマト
【副菜①】スナップエンドウのお浸し
(使った食材) スナップエンドウ
【汁物】味噌汁
(使った食材) えのき 油揚げ
<献立ひと言アドバイス>
ハンバーグの付け合わせはハンバーグを焼く時に一緒に焼いてしまうと時短になりお肉の風味も付き美味しくなります。スナップエンドウは茹でて熱いうちに出汁に付けると味がよく染み込みます。
ハンバーグをメインにした献立例10
【主食】ご飯
(使った食材)
【主菜】ハンバーグ
(使った食材) 合いびき肉、玉ねぎ、しめじ、玉ねぎ、コーン、ブロッコリー
【副菜①】サラダ
(使った食材) サニーレタス、トマト
【汁物】かぼちゃのポタージュ
(使った食材) かぼちゃ
<献立ひと言アドバイス>
メインが洋食のため、副菜汁物も合わせて洋風に仕上げました。
ハンバーグが濃い味なのでサラダをさっぱりさせました。
ハンバーグに合う主食
三色ピラフ
入れると良い食材の例
- 人参
- ピーマン
- ホールコーン
- 玉ねぎ
- ソーセージ
栄養士からのコメント
ハンバーグにデミグラスソース等をかけたり、チーズをトッピングしたりと洋風の味付けでハンバーグを召し上がる時に、それらの味の邪魔にならないようにこちらの料理にしました。
また、人参、ピーマン、ホールコーンと三色の食材を加える事で彩りを加えました。
ガーリックフランス
入れると良い食材の例
- フランスパン(または食パン)
- にんにく
- バター(またはマーガリン)
- パセリ(乾燥させてものでもOK)
栄養士からのコメント
にんにくの香りで味を引き立て、食欲をそそります。にんにくの香りは敬遠されがちですが、にんにくの香り上手に利用する事で薄味でも美味しくいただけます。
雑穀ご飯
入れると良い食材の例
- アワ
- キビ
- ヒエ
- はと麦
- 大麦
- 黒豆
栄養士からのコメント
雑穀には食物繊維やミネラル、抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富です。また、雑穀を白米に混ぜて炊いていただくだけで、白米のみの場合と比べ同じ量でもカロリーを低くする事が出来ます。
ハンバーグに合う副菜
①海藻サラダ
入れると良い食材の例
- わかめ
- きゅうり
- 人参
- もやし
栄養士からのコメント
わかめには食物繊維、鉄分、カルシウム、マグネシウム等が含まれています。特に食物繊維には、便秘や肥満、生活習慣病の予防や、血管や腸内の環境を整えてくれる働きがあります。
ポン酢等でさっぱりとした味付けにする事で、ジューシーなハンバーグの箸休めにもなります。
②トマトとひじきのサラダ
入れると良い食材の例
- トマト
- ひじき
- きゅうり
- しらす
- ごま油
栄養士からのコメント
煮物にしがちなひじきもごま油を加えた甘酸っぱい味付けにする事で、サラダとしても美味しくいただけます。さらに、トマトやきゅうりを加える事で彩りも豊かになります。
③ブロッコリーのごま和え
入れると良い食材の例
- ブロッコリー
- すりごま
栄養士からのコメント
ブロッコリーはビタミンCや葉酸、食物繊維等を多く含み、冬の終わりから春の初めにかけて美味しくなります。
甘めの味付けにする事で、ブロッコリーが苦手なお子様にも美味しく召し上がっていただけます。
ハンバーグに合う汁物スープ
①白菜のコンソメスープ
入れると良い食材の例
- 白菜
- 人参
- 玉ねぎ
- セロリ
- しめじ
- ベーコン
栄養士からのコメント
白菜は寒い季節が旬の野菜です。霜がおりるような寒い季節に収穫したものは甘みがあります。ビタミンCが多く含まれている為、風邪の予防におすすめです。
②卵とキャベツのスープ
入れると良い食材の例
- キャベツ
- 人参
- 玉ねぎ
- 卵
栄養士からのコメント
卵にはタンパク質はもちろんのこと、脂質、ビタミンやミネラル等の様々な栄養素が豊富に含まれています。また、価格もお手頃で、毎日の食事に取り入れやすい食材です。
③小松菜の味噌汁
入れると良い食材の例
- 小松菜
- 豆腐
- 油揚げ
- 長ネギ
栄養士からのコメント
小松菜にはカルシウムやカリウム、鉄、ビタミンCなどの栄養素が含まれており、他の野菜と比べると含有量が多く栄養豊富な野菜です。
しかし、小松菜に含まれるカリウムやビタミンCなどの栄養素は水溶性のものが多く、茹でると水に溶け出てしまいます。その為、煮汁ごと食べられる調理法にすると、溶け出た栄養素もムダなく摂ることができます。