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レトルトカレーが賞味期限切れに!いつまで食べられる?

レシピ
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レトルトカレーが賞味期限切れに!いつまで食べられる?

レトルトカレーの賞味期限切れ・・・わかるタイミングはちょうど使いたいときだったりします。

食べる直前に気がついた賞味期限、切れていたらもう食べられないと思われがちですが、実は期限や商品によってはまだギリギリ大丈夫なことも!

今回はそんなレトルトカレーの賞味期限はいつまでなら大丈夫なのかを調べてみました。

レトルトカレーが賞味期限が切れても食べられる理由

賞味期限が切れた商品が食べられるなんて本当?!と思ってしまいますが、これにはちゃんと理由があります。

まずは、消費期限賞味期限の違いを確認しましょう。

賞味期限と消費期限の違い

賞味期限とは企業が定めた味を保証する期限のことです。そのため、賞味期限が切れた商品は味が劣化している可能性があるのですね。

次に消費期限ですが、これは腐りやすい商品に記載される期限表示です。

消費期限が切れたものは高確率で腐っていたりカビたりしていることが多いため、食べるのはNG!

なぜレトルトカレーは賞味期限切れでも食べられるの?

レトルトカレーは賞味期限表示がされている長期保存が可能な商品です。

そのため、多くの場合は賞味期限が少しキレていても食べることができる場合もあります。

場合もある、というのは賞味期限が切れた商品は健康に問題を与える可能性があるからです。

それでは、どのくらい賞味期限が切れていても食べて良いのかをまずは調べてみましょう。

レトルトカレーは賞味期限から1.2倍の期間は食べられる!

実はレトルトカレーの賞味期限は実際に腐ってしまう期間よりも早めに設定されています。

賞味期限は、基本的に安全に食べられる期間からある程度余裕をもって設定されていることをご存じですか?多くの食品メーカーは、最大保存期間に0.8をかけた期間を記載しています。
引用元:Hankyu FOOD おいしいよみものより

こちらの情報のように、実際よりも早めに賞味期限が設定されているため、レトルトカレーは賞味期限が切れても食べられる事があるのです。

レトルトカレーの本当の賞味期限は?

上記でもお伝えした通り、レトルトカレーの賞味期限表示は多くの場合が、

本当の賞味期限×0.8賞味期限
となっているため、実際は0.2の期間が記載されていないと考えられます。
そのため、実際の賞味期限を算出してみると・・・
賞味期限÷0.8本当の賞味期限
このように算出することができます。
ただし、実際にレトルトカレーを開封してみた際に味や香り、質感に違和感を感じる場合は速やかに食事を中断してください。

各社のレトルトカレーの賞味期限

次は国内で販売されているレトルトカレーの賞味期限を確認してみましょう。

ハウス食品 S&B 中村屋 成城石井 大塚食品
2~3年 2~3年 約2年 約1年半 約2年

製品によって細かな賞味期限は異なりますが、大まかにこの程度の差があることがわかりました。

成城石井ブランドのように具材を多く使用したレトルトカレーの場合は賞味期限が短い傾向にあるようです。

今度はどの程度の賞味期限切れであれば食べても良いのか経過した日数順に確認してみましょう。

賞味期限から1ヶ月経ったレトルトカレー

これは多くの場合食べても平気といえます。

1ヶ月程度であればお腹を壊すことなく、風味も残った状態で美味しく食べることが可能です。

とはいえ、実際に食べる場合は小さなお子様や胃腸の弱い方は万が一を考えやめておきましょう。

賞味期限から3ヶ月経ったレトルトカレー

3ヶ月であればまだ大丈夫なラインのレトルトカレーと言えます。

よって食べられますが、この辺りからやや風味が落ち味に違和感を感じる場合があるようです。

不安に思う場合は無理に食べずに様子を見ることをオススメします。

賞味期限から半年経ったレトルトカレー

この辺りからやや雲行きが怪しくなってきますね。

風味が落ちていることはもちろん、味や舌触りに違和感を感じる場合もあるでしょう。

不安に思う場合は食べないほうが無難となってきます。

賞味期限から1年~3年経ったレトルトカレー

これはかなり危険な挑戦と言えます。

多くの場合1年~3年も経過してしまっていると、企業が想定している実際の賞味期限を超えてしまっていると思われるからです。

味が損なわれるだけですめばいいですが、腐っていたり内容物が発酵してしまっている可能性もあるため、食べる前に入念にチェックをしたほうが良いでしょう。

みんなはレトルトカレーの賞味期限切れからいつまで食べているか?

それでは、実際に賞味期限切れのレトルトカレーはどこまで食べられているのかをチェックしてみましょう!

賞味期限1ヶ月切れ

こちらの方は1ヶ月の賞味期限切れカレーを食べています。
この程度であれば大丈夫そうですね。

賞味期限9ヶ月切れ

こちらの方は9ヶ月賞味期限が切れたカレーを食べていました!
特に食あたりなどの報告もなかったようなので大丈夫だったようですね。

賞味期限1年切れ

https://twitter.com/daily8bit/status/1505373180219002880?s=20&t=herERdEi-Opd_U3cr6LlsQ

かなりギリギリの賭けに出たようですが、案外大丈夫だったようでよかったです。

思ったよりも賞味期限が切れても食べてみようと言う人は多く見られました。

レトルトカレーの賞味期限が長い秘密

レトルトカレーがなぜここまで賞味期限が長いのかにはちゃんとした理由があります。

ハウス食品の回答を見てみましょう。

Q.レトルト食品はなぜ長持ちするのですか?

A.レトルトパウチ食品は、気密性のある袋や容器に食品を詰め、密封してから加圧加熱殺菌を行ったものです。従って微生物による腐敗や、光による変質はありません。また、酸素による品質の変化も少ないため、長期間保存が可能となっています。
引用元:ハウス食品より

このことからもわかるように、レトルトカレーにかぎらずレトルトパウチされた食品は工場内で特殊な工程を行って殺菌処理を施されています。

光や酸素といった食品が劣化する物質を避けるようにして製造され保管されているため、腐敗が進みにくく賞味期限が長いのです。

レトルトカレーの「レトルト」の意味

レトルトカレーのレトルトは、実はオランダ語だったりします。

レトルトの語源はオランダ語で、意味は「加圧過熱殺菌をする釜」という意味になります。
もともとは釜を指す言葉だったのですが、時代を経て加圧過熱殺菌をする事も「レトルトする」というようになりました。
引用元:オリエンタルショッピングより

つまりレトルトカレーとは、加圧加熱殺菌する釜で調理加工されたカレーという意味だったのですね。

レトルトカレーが腐っている場合の見分け方

次は、レトルトカレーが実際に腐っている場合の見分け方を紹介していきます。

もし賞味期限切れの物を食べる場合にはコチラを参考にして見てくださいね。

変な香りがする、あるいは無臭

レトルトカレーにはたくさんの香料が使用されており、加熱すると食欲をそそるスパイスの香りがするようになっています。

ところが、腐敗が進んだレトルトカレーからはカレーとは思えないような腐敗臭や妙な香り、あるいは一切香りがしないという事も・・・

腐敗臭がする(すっぱいような香り)
無臭
かぎなれないカレーではない香り

このような特徴がある場合は食べないようにしてください。

カビが生えていた、変色している

こちらはわかりやすい変化です。

ルーにカビが生えていたりパッケージのイラストと明らかに違う色合いをしている場合は食べないようにしましょう。

黒く変色している
緑、紫、赤色に変色している
この場合はカビが繁殖している可能性が高いため、絶対に食べないようにしてくださいね。

味がおかしい、異様にねばつく

一口食べてみて明らかに味がおかしい場合や、納豆のように糸を引くほどねばつくなど異常が見られる場合も腐敗の可能性があります。

いつもと違う味がする
異様にねばつく
これらの特徴がある場合は腐敗している可能性が極めて高いので、飲み込まないようにしたほうがよいでしょう。

レトルトパウチが膨張している

賞味期限切れのレトルトカレーでよく聞く質問がこちらのレトルトパウチ膨張問題です。

レトルトパウチの袋が膨張している場合は、絶対に食べないでください。
※商品説明に膨張することありますが商品の品質に問題はない旨が記載されている場合は大丈夫です。

レトルトパウチが膨張している場合、内部に菌が繁殖している可能性が高いです。
ボツリヌス菌などの致命的な菌の繁殖の可能性もあるため、絶対に食べないでください。

異臭がする

レトルトパウチの食品が膨張し、内部からバターのような香りがするという場合があります。

食べ慣れた香りですので平気かと思いがちですが、これも非常に危険な発酵のサインです。

レトルトパウチが膨張し、内部から異臭がする、バター臭がするという場合は絶対に食べないでください。
菌が繁殖している可能性が高く、食中毒が起こる可能性があります。

開封したレトルトカレーの賞味期限

次に気になるのが一度開封してしまったレトルトカレーの賞味期限ですね。

どの企業も「開封後は速やかにお召し上がりください」と記載してあるとおり、袋から出した後は賞味期限はすぐであると考えるべきです。

それでも保存したいという場合に備え、一体どのような保存方法があるのかを見てみましょう。

レトルトカレーの保存方法

冷蔵庫で保存⇒△

レトルトカレーの保存方法で最もメジャーなのが冷蔵庫での保存です。

清潔な器や瓶などに入れ、ラップをして保管すれば半日程度であれば持つことがあるようなので、どうしても食べたいという場合は冷蔵庫に入れておきましょう。

食べかけのカレーや、口に入れたスプーンで取り分けてしまった場合保存はできないので注意しましょう!

冷凍庫で保存⇒NG

長期保存に適しているといえば冷凍庫ですが、レトルトカレーに関してはNGと言われています。

ただ、開封後の場合は例外的に冷凍が可能です。

NGとなってしまう行為は袋のまま冷凍保存を行うという場合です。

レトルトカレーの袋をそのまま冷凍庫にいれてしまうと、袋が破れてしまいます!
一度封を切ったレトルトカレーを冷凍保存したい場合は冷凍可能な別の容器に入れるようにしましょう。

賞味期限が5年もあるレトルトカレー

通常のレトルトカレーの賞味期限は長くとも3年程度でしたが、実は5年以上も賞味期限があるカレーが存在します。

それが非常食用のレトルトカレーです。

非常食用の物は常温でも食べられるように工夫が施されていたりもするため、少し割高ですが試しに購入してみるのも楽しいですよ。

レトルトカレーを賞味期限内に食べきるアレンジレシピ3選

レトルトカレーはどうしても余りがちになってしまいますが、なんとか食べきる為にカレーライス以外のアレンジメニューを紹介いたします。

どれも美味しいので、作るためにレトルトカレーを購入したくなってきますよ!

カレートースト

レトルトカレー食パンスライスチーズがあれば作ることのできる簡単なメニューです。

  1. 食パンにレトルトカレーを塗り拡げます。この際に中心にくぼみを作っておくとルーがこぼれにくく食べやすくなりますよ。
  2. スライスチーズを乗せ、トースターで焼きます。お好みの焼き具合になったら取り出して完成です!

とっても簡単ですよね。

朝食や夜食などにオススメのメニューとなっています。

カレーうどん

こちらも簡単なメニューです。

  1. 鍋にレトルトカレー、水100cc、めんつゆ適量を入れ沸騰直前まで火にかけて、火を消します。
  2. あらかじめ用意していたうどんを入れれば完成です!

めんつゆを入れることで出汁の効いた和風な印象に変わるため、カレーの味に飽きている状態でもスルスルと食べることができます。

カレードリア

こちらはオーブンを使用するレシピとなります。

  1. 耐熱容器に炊いた白米、レトルトカレー、チーズの順で入れていきます。
  2. オーブンを200度に設定し、15分程焼きチーズに焦げ目がついたら完成です。

簡単ですよね!レトルトカレーを使用したメニューはあと1品足りない!という時にも簡単に作ることができます。

品数に困ったときなんかにもぜひ活用してみてくださいね。

まとめ

賞味期限切れのレトルトカレーについて調べてみました。

  • レトルトカレーは賞味期限が切れていても食べられる可能性が高い
  • レトルトパウチが膨張している場合は食べてはいけない
  • 一度開封したレトルトカレーは長期保存に適していない

レトルトカレーだからまだ大丈夫だと安心しているとすぐに賞味期限は切れてしまいます。

なるべく期限切れとなる前に食べ切るように心がけましょう!

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