毎日コーヒーを飲んでいるという方多いですよね。ついうっかり「フィルターがなくなってしまった!」ということありませんか?そんな時でも「コーヒーが飲みたい!」という方のために代用品をご紹介します。
コーヒーフィルターは何のため?
コーヒー(粉)をろ過するアイテム
コーヒーフィルターはコーヒー(粉)から必要な成分を抽出するものです。フィルターの種類によって、味や風味も変わってきます。
【代用アイテムおすすめ4選】 コーヒーフィルターがないときはこれを使って!
キッチンペーパー
キッチンペーパーを代用するときの選び方
おすすめは薄手のキッチンペーパーです。厚手のものはやや目が粗いので、あれば薄手のものを使いましょう。
作り方
- ミシン目で切り取ると正方形になるので、それを三角形になるように半分に折る。
- 三角形の一番長い辺を下にして、右側の角を左の辺の真ん中あたりに持っていき、折り目を付ける。
- 反対側も同様にする。上側にある頂点はペーパーが2枚重なっているの、それぞれ、手前側と奥側に折る
- 折った間を開けば、台形型のペーパーフィルターの出来上がり。
キッチンペーパーでいれたコーヒーは、ペーパーフィルターを使ったときと同様の味と風味が出ます。
茶こし
茶こしを代用するときの選び方
できるだけ目の細かいものが良いです。
茶こしでのドリップ方法
茶こしを使う場合はフィルターを使う場合といれ方が違います。
- コーヒーサーバーにいれたい人数分の分量のコーヒー(粉)を入れる。
- コーヒー(粉)全体が湿る程度のお湯を注ぎ、1分待つ。
- 残りのお湯を注ぎ、さらに2分待つ。
- マグカップに茶こしを置き、コーヒーをゆっくり注ぐ。
- コーヒーサーバーの底に残ったお湯は注がない方が良い。
茶こしを使ったコーヒーは、フレンチプレスで入れたコーヒーに似ています。ペーパーフィルターで入れたときよりコーヒーの油分も抽出され、深みのある味わいになります。いつもと違うコーヒーの風味を味わいたい時にもおすすめです。マグカップの底にも粉が残っている場合があるので気になる場合は飲み干さない方が良いでしょう。
お茶・だしのパック
お茶・だしパックを代用するときの選び方
コーヒー(粉)は水分を含むと膨らむので大きめを選ぶ。
お茶・だしパックの使い方
- お茶・だしパックにコーヒー(粉)を入れる。
- マグカップに入れ3分待つ。
- スプーンなどでパックを取り出す。
パックの口からコーヒー(粉)が出ないように揺らしすぎに気をつけてください。フレンチプレスで入れたような味わいが楽しめます。
お茶・だしパックなら水出しコーヒーも作れる!
500mlの濃い目のコーヒー又は1ℓのすっきりとしたコーヒーの作り方
- お茶・だしパックに40gのコーヒー(粉)を入れる。
- 冷水ポットなどに1を入れ、常温の水を入れる。
- 冷蔵庫で5時間以上おく。
- しっかりコーヒーが抽出されたらパックを取り出す。
40gのコーヒー(粉)をいれるので、お茶・だしパックは大きいものを使いましょう。コーヒーの種類や、水の温度により抽出時間が変わってきますので、お好みで調整してください。冷水を使う場合は抽出時間が長くなりますので気をつけてください。
ティッシュペーパー
作り方
- ティッシュは3枚程度重ねて使用する。
- 正方形になるように切る。
- あとはキッチンペーパーの時と同様に作る。
ティッシュペーパーでいれたコーヒは、雑味が出てあまりおいしくありません。それでも「どうしても飲みたい!」という場合だけ使用したほうが良いでしょう。
ペーパー以外のフィルターを用意しておくのもあり!
【金属フィルター】コーヒー本来の味が楽しめる
金属フィルターは、コーヒーの成分が多く抽出されます。そのため、コーヒー本来の味わいや風味が楽しめます。しかし、デメリットもあります。微細な粉も抽出されてしまうため、ざらっとした舌触りがすることがあります。
【ネルフィルター】滑らかな仕上がりになる
ネルフィルターとは、紙ではなく布のフィルターです。濃い目の抽出となります。それでいて雑味が抑えられ、舌触りが滑らかでコクのある味わいになります。そのことから、「最高の抽出法」と呼ぶコーヒー愛好家も多いです。
フィルター不要のドリッパーを用意する
フレンチプレス
フレンチプレスは、コーヒーをお湯と一緒に漬け込むためのガラス又はステンレス製のポットに、フィルターがセットされた棒と一体になった蓋がついている器具です。この器具一つあればコーヒーがいれられます。
ペーパーフィルター不要のコーヒーメーカー
コーヒーメーカーの中にはペーパーフィルター不要のものがあります。そういったものを使用すればペーパーフィルターがなくてもコーヒーがいれられます。
ペーパーフィルターでいれたコーヒーが好きなら、切らさないように気を付けよう!
「ペーパーフィルターでいれたコーヒーが好き」という方は、ペーパーフィルターを切らさないように買い置きしておくことをおすすめします。
また、残りが少なくなってきたなと気づいたときは早めに購入しましょう。「まだある!」と思っているとついつい残りが無くなってしいますよ。