お菓子作りの材料として、しばしば出てくるアーモンドパウダー。似たようなものに、「アーモンドプードル」がありますが、どう違うのでしょうか?また、アーモンドパウダーがなかったとき、何で代用できるのでしょうか?これらを解説いたします。
アーモンドパウダーとは?
アーモンドを粉末状にしたものです。ケーキやクッキーなどのお菓子作りに使われることが多く、香ばしさやコクがでます。ほかにも、揚げ物の衣などにも使われます。
通常、市販されているアーモンドパウダーは皮を取り除いた部分を粉末状にした白いものです。また皮ごと粉末状にした薄茶色のものもあります。
アーモンドパウダーの役目
- アーモンド由来のコクと香ばしさを与えてくれる
- 生地をしっとりさせてくれる
- アーモンドの油分が生地をしっとりさせてくれます。
- 栄養(ビタミンE)が取れる
アーモンドパウダーとアーモンドプードルの違いって?
同じものです。どちらもアーモンドの粉末です。
「パウダー」は英語で「粉末」という意味。「プードル」はフランス語で「粉末」という意味。
アーモンドパウダーの保存方法
- 数日以内に使う場合は、密封して野菜室
- 半年以上の長期保管は密封して冷凍庫
寒い日は密閉してあれば常温でも大丈夫です。1ヶ月以内には使いきりたいです。
大袋を購入したときは、あらかじめ密閉袋に小分けにして保存しておくのもおすすめです。
アーモンドパウダーの代用品4選
きな粉
特徴
・大豆を炒って挽き、粉状にしたもの
・大豆が原料なので栄養価が高い
アーモンドパウダーの代用とすると、優しい風味が楽しめます。
すりごま
特徴
- 味や風味が強い
- 栄養価が高い
アーモンドパウダーの代用とすると、味、風味とも強く出ます。
ピーナッツパウダー
特徴
- ピーナッツが原料
- スーパーなどではあまり見かけない
アーモンドパウダーの代用とすると、ピーナッツの風味が強く出ます。
コーンスターチ
特徴
- トウモロコシから作ったでんぷん粉
- 小麦粉と違いグルテンを形成しないので、サクッとした食感になる。
アーモンドパウダーの代用とすると、風味が足りないです。
まとめ
アーモンドパウダーの代用といっても、料理の種類によって、どの代用品を選ぶかが変わってきます。それぞれの特徴を理解して、お好みのもの使ってみてください。