あつあつのご飯に乗せて食べる「キュウリのキューちゃん」は、子供から大人まで好きな人が多い人気の漬物です。
キュウリのキューちゃんは東海漬物が販売している商品ですが、大好きだからこそ似たような漬物を作りたい、沢山作って常備しておきたいと思っているのではないでしょうか?
今回は東海漬物「キュウリのキューちゃん」の完全再現レシピを、作った漬物の保存方法を併せてご紹介します。
キュウリのキューちゃんについて
キュウリのキューちゃんは、愛知県に本社がある「東海漬物株式会社」が製造・販売している、きゅうりに独自の製法を用いて作られた漬物です。
コリコリとした食感と、絶妙な醤油の香りが口の中に広がる事が大きな特徴です。
東海漬物の公式サイト「Q’sCAFE」では、あつあつの白ご飯の上に乗せる定番の食べ方以外にも、キュウリのキューちゃんのアレンジレシピが紹介されています。
サンドイッチやタルタルソースの中に入れたりといった、いつもと違うキュウリのキューちゃんの食べ方は、再現漬物でも勿論可能です。
キュウリのキューちゃんを再現する為に重要な事
キュウリのキューちゃんのパッケージに記載されている商品情報は、以下の通りです。
【具材】
・きゅうり(中国・ラオス産)
・しょうが
・しその実
・ごま
【漬け原料】
・しょうゆ
・還元水あめ
・魚介エキス
・醸造酢
・たんぱく加水分解物
・香辛料
・食塩
上記に、調味料と着色料が加えられて作られています。
同品を再現するにあたって重要な事は、生姜・酢・魚介エキス・醤油を漬け汁に入れる事です。
キュウリのキューちゃんは液状の漬け汁にきゅうりを漬けて作る浅漬けです。
醤油・酢・魚介エキス・生姜を入れた漬け汁にきゅうりを入れて漬けると、本物に近い味わいになります。
以上を踏まえて、今回は料理研究家のゆかり氏が考案した「キュウリのキューちゃん」再現レシピをご紹介します。
「キュウリのキューちゃん」風の材料
・きゅうり:5本
・塩昆布:30g
・生姜:30g
・醤油:90ml
・米酢:45ml
・みりん:40ml
・砂糖:大さじ2分の1
・調理酒:大さじ2分の1
「キュウリのキューちゃん」風の作り方
(1)きゅうりを半分に切る
(2)鍋に水を入れて沸騰させ、火を止めてきゅうりを入れる
(3)一晩(約10時間)放置する
(4)きゅうりを取り出し、5mm幅に切る。切ったきゅうりを、水気が出なくなるまでよく絞る
(5)生姜を千切りにする
(6)鍋に醤油・酢・みりんを加えて火にかけ、沸騰させる
(7)一度火を止めてから砂糖と調理酒を加える。再び火にかけて再度沸騰させる
(8)火を止めて、塩昆布と生姜を入れる
(9)きゅうりを加えて混ぜる
(10)密封容器に入れて粗熱を取る。冷蔵庫で1時間漬け込む
(レシピ引用元:料理研究家 ゆかり オフィシャルブログ)
「キュウリのキューちゃん」風は保存出来る?
自分で作ったキュウリのキューちゃんの再現漬物について、冷蔵・冷凍でどのくらい保存が出来るのかも非常に気になるところです。
キュウリのキューちゃんの保存については、冷蔵・冷凍別で以下の通りになります。
冷蔵庫で保存
キュウリのキューちゃん等の浅漬けは、基本的に冷蔵庫で保存します。
東海漬物のキュウリのキューちゃんのパッケージには「賞味期限は製造日から90日間(未開封)」と書かれています。
また「開封後は痛みやすいので早めにお召し上がりください」と記載されており、2~3日以内で食べ切る事が推奨されています。
自家製のキュウリのキューちゃんの場合は特殊な密封加工は出来ないので、密封容器に詰めても既に開封済の状態だと考えます。
冷蔵保存する場合は、東海漬物の製品同様に漬けてから2~3日以内で食べ切るようにしましょう。
冷凍庫で保存
キュウリのキューちゃんの冷凍保存ですが、材料であるきゅうりが冷凍に向いていない野菜です。
きゅうりを冷凍すると、食感が著しく損なわれてしまいます。
キュウリのキューちゃんを冷凍庫で凍らせてしまうと、コリコリとした独特の食感が無くなってしまいます。
東海漬物の製品も自家製で作ったキュウリのキューちゃんも、どちらも冷凍保存はしないようにしましょう。
まとめ
キュウリのキューちゃんは、漬け汁に醤油・酢・魚介エキス・生姜を使えば比較的簡単に再現が可能です。
鷹の爪を輪切りにして漬け汁に加えると、ピリリとした辛さが加わり、お酒のお摘まみにもピッタリの漬物になります。
引用元のブログには「きゅうりの大量消費におススメの一品」として掲載されています。
きゅうりの旬は夏です。
家庭菜園や貰い物、旬の時期の買い溜めできゅうりが大量にある時にも、是非とも今記事でご紹介したレシピを活用してみてくださいね。