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タロイモとは?里芋との違いや代表的なタロイモスイーツなど

レシピ

タロイモと聞くと、南国で食べられているイモ、というイメージをお持ちの人も多いのではないでしょうか。

日本人の私たちにとって、ジャガイモやサツマイモほどは馴染みのないタロイモですが、台湾スイーツが人気になるにつれて、徐々に注目が集まってきています。

この記事では、そんなタロイモの名前の由来や歴史、栄養価や代表的なスイーツについて、詳しく紹介していきます。

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タロイモとは?

タロイモはサトイモ科サトイモ族の植物の総称。エビイモやタイモ、加えて私たち日本人に身近なサトイモも、タロイモの仲間に含まれます。

日本では、「海外産のサトイモ科の植物」という意味で「タロイモ」という言葉が使われることが多いです。

タロイモの名前の由来

タロイモという呼び名は、ポリネシア語でイモを意味する「タロ」という言葉に由来します。

1769年、ポリネシア地域を探検していた英国人探検家のクックが、マオリ人が栽培していたイモの呼び名を英語に取り込んだのが始まりだとか。

英語でも「タロ」という呼び名が使われていますが、欧米ではサトイモ科のイモ全般のことを総称する呼び名のようです。

つまり、英語ではサトイモも「タロ」と呼ばれているということ。日本ではサトイモとタロイモは別物と認識しているので、ちょっと違和感がありますね。

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タロイモの歴史と現在の栽培量

南国で食べられているイメージの強いタロイモですが、原産地はどこで、現在はどの国で多く栽培されているのでしょうか。

タロイモの誕生と歴史、世界の栽培量について紹介していきます。

タロイモの誕生と歴史

タロイモの原産地は、インドからインドネシアに至る地域と言われおり、その誕生は一万年前まで遡ります。

当時はまだ狩猟採集の時代でしたが、タロイモはすでに人々にとって重要な食用資源として知られており、農耕が始まってからは、その後のイモ栽培にも大きく関わっていきます。

インド東部から人々が移動するのに合わせて、中国やオセアニア地域、熱帯アフリカ、地中海地域へと広まっていきました。

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タロイモの世界の栽培量

国際連合食糧農業機関(FAO)の2021年のデータによると、タロイモの全世界での総生産量は約1239万トンとのこと。

生産量世界第一位の国はナイジェリア(約322万トン)で、第2位はエチオピア(約211万トン)、第3位は中国(約119万トン)です。

東南アジアが原産のタロイモですが、現在ではアフリカやアジアなど、世界中のさまざまな地域で栽培されていることが分かりますね。

タロイモの栄養価

日本食品標準成分表によると、タロイモの可食部100gあたりの栄養価は、以下の通りです。

タロイモ100gあたりの栄養価

  • エネルギー:58kcal
  • 脂質:0.1g
  • ナトリウム:0mg
  • カリウム:640mg
  • 炭水化物:13g    (水溶性食物繊:0.8g/不溶性食物繊維:1.5g)
  • タンパク質:1.5g
  • ビタミンC:6mg
  • 鉄:0.5mg
  • マグネシウム:19mg
  • カルシウム:10mg
  • ビタミンB6:0.2mg

タロイモは100gあたり58kcalと、サツマイモの半分くらいのカロリーしかありません。

また、食物繊維やビタミンCなど、便秘改善や美肌にも効果の高い成分がたくさん含まれています。

ダイエットや美容に興味のある女性にはピッタリです。

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タロイモとサトイモの違い

日本で栽培されているサトイモと、海外で栽培されており、サトイモの仲間であるタロイモ。

サトイモとタロイモの違いは一体何なのでしょうか。

見た目・大きさ、ヌメリ感・味わい、食べ方の3つの観点から、サトイモとタロイモを比較してみました。

見た目・大きさ

タロイモと里芋の見た目は非常に似通っており、どちらも木の皮のような茶色い外皮に覆われています。

見た目の特徴だけを見ればそっくりなタロイモとサトイモですが、一眼で分かる違いは、その大きさ。

サトイモは握りこぶしよりも小さいコロコロとしたサイズですが、海外のタロイモはなんと手のひらよりも大きいのです。

大きさを比べれば、サトイモかタロイモか、一目瞭然ですね。

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ヌメリ感・味わい

日本のサトイモは独特のヌメリ感がありますが、海外のタロイモにはサトイモほどのヌメリ感はありません。

サトイモよりもあっさりとしつつ、ねっとりとした食感がタロイモの特徴です。

食べ方

サトイモは煮る、茹でる、揚げるなど、様々な調理方法で食べられています。一方タロイモは、一度蒸してから潰してペースト状にするのが一般的。

また、サトイモは醤油で味付けするなど、基本的にはおかずとして食べられることが多いですが、タロイモは甘い味付けでスイーツに使われることが多い、ということも大きな違いでしょう。

タロイモを使った台湾スイーツ

それでは、台湾で人気のタロイモスイーツを3つ、紹介します!

芋頭酥(ユートウスー)

日本では「タロイモケーキ」とも呼ばれるスイーツ。タロイモの餡をパイのような生地で包み、焼いて作ります。

うずまき模様のついた生地の中には、素朴な甘さのタロイモ餡がぎっしり詰まっていて、食べ応えも満点。タロイモの風味を味わいたい人にぴったりのスイーツです。

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芋圓(ユーユェン)

台湾の伝統スイーツである芋圓は、蒸したタロイモから作られるモチモチのお団子のようなスイーツ。

シロップをかけていただくことが多いですが、かき氷のトッピングにしても美味しいです。

台湾の中でも九份のユーユェンが特に有名なので、立ち寄った際にはぜひ食べてみて!

芋頭牛奶(ユートウニョウナイ)

日本では「タロイモミルク」とも呼ばれるスイーツドリンク。

タロイモの食感が残る程度に粗めに潰す場合と、完全にペースト状にする場合があり、タロイモの潰し具合によって様々な食感を楽しめます。

冷たいドリンクとして飲むのが一般的ですが、冬の時期は温めても美味しい!

街中のドリンクスタンドでも売られているので、台湾に行った際にはぜひ食べ歩きを楽しんでみてください。

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