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ザラメは4種類!分類は2種類!数は多いが実は単純!?「砂糖」について徹底解説

レシピ

ザラメや他の砂糖は良く使いますか?

ザラメはコーヒーや紅茶入れたり市販の煎餅やおかき等にも使われるお馴染みの砂糖ですが、ザラメは全部で4種類ある事をご存知でしょうか?

さらに砂糖は様々な種類がありますが、製造の仕方で大きく2種類に分ける事が出来ます。また砂糖は原材料も数種類ある、とても面白い調味料です。

今記事ではそんな魅力的な「砂糖」について、4種類あるザラメと2種類ある砂糖の分類・数種類の原材料について詳しく解説します!

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ザラメとは?

ザラメ(双目)は、結晶状に精製された砂糖の総称です。

色は無色透明もしくは仄かな白色をしていますが、カラメル色素が加わって茶色に変色している物もあります。

ザラメは全部で4種類あり、それぞれの名称は下記の通りです。

・ザラメ糖
・氷砂糖
・グラニュー糖
・粉砂糖

それぞれの特徴について、下記にてご説明します。

ザラメ糖とは

ザラメ糖は、直径2㎜程度の結晶状の砂糖です。

純度が高く湿り気も無くサラサラとしています。味は口当たりの良い甘さをしている事が特徴です。

加熱をするとゆっくりと溶ける性質があります。果実酒・和菓子・綿菓子等を作る際に良く使われています。

無着色の白いザラメ糖は「白双糖」、精製中にカラメル化して茶色く着色したザラメ糖は「中双糖」と呼ばれます。

氷砂糖とは

氷砂糖は、全ての砂糖の中で結晶が最も大きい砂糖です。

大きさは小粒から大粒の飴玉程で、そのまま飴代わりに舐めたり果実酒・梅シロップの他に梅干しを作る際に使われます。

氷砂糖は2種類あります。

四角形もしくは八角形をしている砂糖は「クリスタル氷糖」、カチ割り氷のような見た目をしている砂糖は「ロック氷糖」と呼ばれます。

グラニュー糖とは

グラニュー糖は直径2㎜以下の結晶状の砂糖です。ザラメ糖のようにサラサラとしている純度が高い砂糖ですが、加熱すると直ぐに溶けます。

ザラメの中では最も頻繁に使用される砂糖で、コーヒーや紅茶等の甘味付けの他に、製菓や料理にも良く使われています。

グラニュー糖も製造中にカラメル化して茶色に着色している砂糖があります。着色しているグラニュー糖は「コーヒーシュガー」と呼ばれます。

またコーヒーや紅茶に良く入れられる「角砂糖」も、グラニュー糖をサイコロ形に固めている物です。

粉砂糖とは

粉砂糖は、グラニュー糖等の純度が高い砂糖を粉砕して作られた砂糖です。

粉状の砂糖で、主にお菓子の仕上げに振り掛けて使用されます。

グラニュー糖自体は固まりにくいですが、粉砂糖は粉末になっているので非常に固まりやすいです。

市販の粉砂糖には凝固を抑制する目的でコーンスターチが混ぜられています。

ザラメは具体的にどんな砂糖?砂糖の分類について

ザラメは4種類ある砂糖ですが、4種類あるザラメはどれも「砂糖」の中の1種類です。

砂糖は数多くの種類がありますが、製造方法によって大きく2種類に分けられます。

2種類に分けられる砂糖は、それぞれ下記のような名称で呼ばれます。

・含蜜糖
・分蜜糖

それぞれの違いについても詳しくご説明します。

含蜜糖とは?

含蜜糖(がんみつとう)は、砂糖の原材料から絞り出した糖蜜(とうみつ。蜜状になっている砂糖の原液)を結晶化させずに作った砂糖の事です。

糖蜜には腸内環境を整える「オリゴ糖」の他、カルシウム・鉄・マグネシウム・ビタミンB等のミネラル成分が含まれています。

含蜜糖の砂糖はどれも茶色から褐色に染まっているので「ブラウンシュガー」とも呼ばれています。

含蜜糖に分類される砂糖は、下記の物です。

・黒糖
・加工黒糖
・赤糖
・かえで糖
・てんさい糖
・きび糖

分蜜糖とは?

分蜜糖(ぶんみつとう)とは、精製糖(せいせいとう)とも呼ばれる砂糖です。

糖蜜を結晶化させて作られた砂糖の事であり、基本的にどれも白いので「白糖」と一般的に呼ばれて販売されています。

分蜜糖は、下記の物が該当します。

・車糖(くるまとう):結晶の大きさが2㎜角より小さい分蜜糖の事。上白糖・中白糖・三温糖
・双目糖(ざらめとう):結晶の大きさが2㎜角の分蜜糖の事。グラニュー糖・中双糖(ザラメ)・白双糖(白ザラメ・上双糖)

ザラメは双目糖なので分蜜糖に分類されます。

分蜜糖の原材料は、主にサトウキビです。

砂糖は原材料は主に3種類!

含蜜糖および分蜜糖は、3種類の植物から作られています。

殆どの砂糖に使われている植物は「サトウキビ」ですが、てんさい糖等は「サトウダイコン(またはビート)」の搾り汁を使って作られます。

かえで糖の原材料である「サトウカエデ」の樹液は、パンケーキの甘味付けでお馴染みのメープルシロップの原材料でもあります。

サトウキビは沖縄県と鹿児島県南西諸島(種子島等)、サトウダイコンとビートは北海道で栽培されています。

サトウカエデも原産地は北アメリカ(カナダ)ですが、日本でも北海道南部等で栽培されています。

まとめ

結晶の形に精製された分蜜糖・ザラメは「ザラメ糖」「氷砂糖」「グラニュー糖」「粉砂糖」の4種類に分けられます。

ザラメ糖とグラニュー糖は精製途中でカラメル化すると、それぞれ「中双糖」「コーヒーシュガー」という別名でも呼ばれます。

氷砂糖も形によって「ロック氷糖」「クリスタル氷糖」の2種類に分けられます。

粉砂糖はグラニュー糖を粉末にしたものです。

ザラメ、特にグラニュー糖は上白糖よりも世界的には需要が高いです。砂糖といえばグラニュー糖だと認識している国も数多くあります。

粉砂糖は固まりやすいですがザラメ糖やグラニュー糖は固まりにくく、長期保存に優れている上にあらゆる料理やお菓子に使える便利な砂糖です。

是非ともコーヒーや紅茶の甘味付けだけではなく、普段の料理にもザラメや砂糖を活用してみて下さいね!

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