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草餅だけでは勿体無い!蓬(よもぎ)の特徴・効果効能・豊富な栄養素とおススメの使い方

レシピ

蓬(よもぎ)という植物をご存知ですか?

川辺や道筋等の至る所に生えている、誰もが見慣れているでしょう馴染み深い野草です。

草餅の原料として有名ですが、蓬は「ハーブの女王」とも呼ばれる程に優れた効能効果を持つ薬草でもあります。

今記事では是非とも知って頂きたい「蓬」の特徴について、植物の生態・含まれている効能効果と栄養素、おススメの使い方を順にご紹介します。

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蓬とは

蓬(よもぎ)はキク科ヨモギ属の植物です。一年草だと思われている方が多いですが、何年も枯れない多年草です。

植物としての蓬の特徴は、他に下記のものがあります。

・高さは約1メートル。川辺・道端・山道等で見られる。日当たりの良い場所に集団で生えている

・草は50~150cm。左右が2~4対の羽状に裂けているが、全体の形は変異しやすい。

・多年草で、地下茎を伸ばして繁殖する。茎は立ち上がって多数分枝し、木質化する。

・8月~10月に風媒花(ふうばいか)を付けて花粉を多量に飛ばす。冬に白銀色の産毛が全体に生えた葉を茂らせるが、春に生える若葉が食用や灸等に使用される

・食用になる若葉は裏面に白い綿毛が生えている。白い綿毛は葉の乾燥防止の為だと考えられている

・和名(よもぎ)の由来は「繁殖力が強い草(四方草)」「春に良く萌える草(善萌草)」「良く燃える草(善燃草)」等の幾つかで説がある

・餅草(モチグサ)・モグサ・ヤイトグサとも呼ばれる。方言名もある(サシモグサ・サセモグサ・エモギ・タレハ・ヨゴミ・ヤイグサ等)

・日本の古来ハーブで、学名は「アルテミシア」(由来はギリシャ神話の狩猟と月の女神・アルテミス)

・原産地はイスラエル・北アフリカ・中国・日本(北海道から沖縄までの全域)だが、現在はインドやヨーロッパ・アメリカ等でも自生している

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蓬が持つ効能・効果

蓬の葉は食品としてだけではなく、日本や中国等の東洋では古くからお灸や漢方薬の材料としても使われています。

西洋でも優れた薬効を持つ「ハーブの女王」として、お茶や医薬品として使用されています。

蓬が持っているといわれている効能・効果は様々なものがあります。

下記に挙げているものは代表的な一例です。

抗炎症・美肌作用

蓬にはアトピー等による皮膚のかゆみを鎮める、抗炎症作用があります。

新しい皮膚が生まれて古い皮膚と入れ替わる再生サイクルを促進させる事で、肌が綺麗になる美肌効果も期待出来ます。

解毒(デトックス)効果

蓬は腹痛の抑制・健胃効果・下痢止め等といった体の解毒に効果を発揮します。

身体を温める効果もある為、冷え性の改善や血行促進によって体内に蓄積されている老廃物が排出されやすくなります。

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リラックス・安眠効果

蓬は独特の爽やかな香りがします。蓬の香りも人気が高く、アロマオイル用の精油やお香にも加工されて古くから使われています。

蓬には「αツヨン」「シネオール」等の香り成分が含まれています。

シネオールは、高ぶった神経を鎮静させる働きがあります。

αツヨンは、高い殺菌作用と防腐作用があります。

これらの香り成分が興奮しやすい神経を穏やかにする事で、不安の軽減によるリラックス効果や安眠効果が期待出来ます。

蓬に含まれる栄養素

蓬は優れた効能・効果を複数持っていますが、食品としても様々な栄養を豊富に含んでいます。

下記は蓬の葉(生・100g)に含まれている栄養素の表です。

エネルギー 43kcal
カリウム 890mg
カルシウム 180mg
マグネシウム 29mg
リン 100mg
4.3mg
β-カロテン 5300μg
ビタミンK 340μg
葉酸 190μg
ビタミンC 35mg

(データ参考元:食品成分データベース

蓬はβ-カロテンが非常に豊富!

蓬はβ-カロテンが生の葉100g中に5300μgも含まれています。

β-カロテンは緑黄色野菜等に含まれているカロテノイドの1種類で、植物性のビタミンAです。

ビタミンAには、下記の健康効果があります。

・体の粘膜・皮膚・免疫機能を正常に保つ
・視力の維持
・抗酸化作用
・老化の防止
・動脈硬化の予防
・がん等の進行抑制
・粘膜を健康に保つ
・骨の成長促進
・肌のカサつきやニキビの予防

β-カロテンの1日摂取目安量は、成人男性で9600~10800μg、成人女性は7800~8400μgです。

蓬を150~200g食べるだけで、1日で必要なβ-カロテンを補う事が出来ます。

(データ参考元:わかさの秘密

蓬はビタミンKとカリウムも豊富!

蓬はビタミンKとカリウムも非常に豊富です。

ビタミンKとカリウムの健康効果は、それぞれ下記の通りです。

【ビタミンK】
・血液凝固に関与
・タンパク質を活性化
・カルシウムを骨に沈着
・動脈の石灰化抑制

【カリウム】
・体内の水分の調節
・細胞の浸透圧維持
・神経刺激の伝達を補助
・心臓機能、筋肉機能の調節
・細胞内酵素の反応調節
・腎臓へのナトリウム再吸収の抑制(血圧を下げる効果) 等

(データ参考元:健康長寿ネット「カリウム」/「ビタミンK」)

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蓬の香りと効果を満喫しよう!オススメの使い方

優れた効能・効果と栄養素を持っている蓬ですが、ここからは蓬の栄養素と効能効果を満喫出来るおススメの使い方を6種類ご紹介します。

食品としてだけでは無く様々な使い方をご紹介していますので、是非ともお好みのものを試してみて下さい。

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草餅(くさもち)

草餅(くさもち)は、蓬を使って作る食品の代表格です。

「草餅」は杵で付いた餅米に擦った蓬の葉を混ぜ込んだものから、柏餅や大福・団子等に蓬の葉を練り込んだ和菓子まで、数多くある蓬を使って作られた餅・餅菓子の総称です。

蓬の天ぷら

蓬の天ぷらは草餅と同じく、若草が生える旬の時期に良く作られる蓬料理の定番です。

サクサクとした衣と蓬の食感と、蓬の甘みがある独特の香りが同時に楽しめます。

春の味覚として山菜の天ぷらと一緒に食べると格別です。

よもぎ蕎麦

日本食の代表格「蕎麦(そば)」は、茶蕎麦や柚子蕎麦・桜蕎麦等といった練り込み蕎麦が多数あります。

擦った蓬の葉を蕎麦粉に練り込んだ「よもぎ蕎麦」も、和食料理店や通信販売等で簡単に食べたり入手する事が出来ます。

独特の爽やかな蓬の風味を蕎麦・つゆと楽しめます。こちらも春に是非とも楽しんで頂きたい料理です。

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よもぎ茶

蓬は漢方や西洋ハーブとしても頻繁に使われている薬草です。

蓬に熱湯を入れて抽出液を飲む「よもぎ茶」は、血行促進による冷え性対策やリラックス効果が期待出来る、おススメのハーブティーです。

よもぎ茶は市販でも売られていますが、摘んだ蓬の葉を日干しで乾燥させてからフライパンで煎ると自作でも簡単に作れます。

麦茶のように、やかん等を使った煮出しから急須を使った湯出し・水出しでも抽出可能です。

健康茶として、毎日の習慣に取り入れて頂きたい飲料です。

よもぎ蒸し

「よもぎ蒸し」は、サウナ施設等で提供されている美容健康法です。

燻した蓬の葉から出る煙と熱を体に浴びる事で、便秘・冷え性・生理不順等に効果があるといわれています。

日本だけでは無く韓国でも「よもぎ蒸し」は人気が高いです。

個室に入って椅子に座りながら、蓬から出る煙と熱を全身に浴びる「よもぎ座浴」等の方法で行います。

艾(もぐさ)

最後にご紹介するのは、蓬の葉で作ったお灸「艾(もぐさ)」です。

日本でも古代から利用されている健康法で、お灸による温熱刺激と蓬から発生する独特の爽やかな香りで、様々な症状の改善に効果を発揮します。

お灸は火を使う為、実施する際は火傷や火事に注意しましょう。

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