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もやしは消費期限切れ3日は大丈夫?日持ちさせる方法は?

レシピ

食べ物の値段がどんどん上がっている中、もやしは安い食材なので冷蔵庫にストックしておきたい野菜の一つです。

そんなもやしですが、そのままの状態だと保存できる期間があまり長くありません。

もやしの期限は一体どれくらいなのか、長くもたせるにはどうしたらいいか説明していきます。

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もやしの消費期限は何日?3日程度?

スーパーで売られているもやしの多くは消費期限が表示されています。

ですが、実は農林水産省で定められた基準ではもやしは「野菜」に分類されるため、期限記載の義務はありません。

ただ、もやしはカット野菜などの「加工食品」の近くに並べられていることが多く、カット野菜は消費期限表示が義務付けられているため、消費者が戸惑わないように記載されているのではないかと言われています。

売られているもやしの消費期限は、製造日からだいたい3日程であることが多いです。

消費期限の記載はない製品は多い

野菜や果物などの生鮮食品には消費期限の記載義務はありません

もやしも生鮮食品に分類されるため消費期限の記載義務はありませんが、消費者の視点から考えられて記載されている商品が多いです。

もやしは製造日からだいたい3日が消費期限とされているようです。

消費期限は保存状態によって変わる

もやしは5度が保存に適切な温度です。この温度で保存された場合、微生物の繁殖が抑制されます。冷蔵庫の温度は2〜5度くらいですので、もやしは冷蔵保存しましょう、

もやしが消費期限きれたらどうなる?【日数別】

もやしの期限が切れるとどうなるのでしょうか。以下で日数別の特徴を説明します。

消費期限切れ(1〜2日後)

・袋の中に少しだけ水滴がついてくる

・根の部分が変色し始める

・もやし独特のにおいが少し強くなる

1〜2日くらいですと、洗ってみて問題なければ食べることが可能です。

消費期限切れ(3〜4日後)

・根が茶色くなってくる

・袋の中に少し水分がたまってくる

・もやしの弾力が弱くなってくる

・すっぱいにおいがしてくる

消費期限から3〜4日たつとだんだん状態が悪くなってきます。ただし、洗ってにおいがとれれば食べることができる場合もあります。

消費期限切れ(5〜6日後)

・もやしがトロトロにやわらかくなる

・もやしから水分が出始める

・もやし全体が茶色くなる

・すっぱいにおいがして洗ってもとることができない

ここまでいくと味も美味しくありませんし、食中毒の観点からも食べずに破棄したほうがよさそうです。

腐りかけたもやしの特徴は?

もやしは状態が悪くなってくると以下のように変化していきます。

【見た目】

・根が茶色くなっている

・水の色が濁ってくる

・トロトロになってくる

・もやしから水分が出てくる

【におい】

・すっぱいにおいがする

・カビ臭い

【触感】

・ぬめりけがある

・やわらかくなる

 

もやしの根が茶色くなった程度では必ずしも腐っているとは限りません。

また、においがしても洗ってにおいが落ちる場合は食べることができると言われています。

洗ってもにおいが落ちない場合やもやしがブヨブヨになりくずれてしまう場合は腐っている可能性が高いため食べない方がよさそうです。

期限切れのもやしを食べた時の危険性は?

腐ったもやしは細菌が繁殖しやすく、下痢や嘔吐など食中毒の原因になります。

特に免疫の低い子供やお年寄りが食べると重症化しやすいので注意が必要です。

少しでも怪しいものは食べることを断念し破棄したほうがよさそうです。

もやしの消費期限を延ばす保存方法

購入して袋のまま冷蔵庫に入れて保管した場合、だいたい3日ほどの消費期限のもやしですが、以下の方法で期限を延ばすことができます。

【冷蔵保存】10日程度保存可能

①袋から取り出し水洗いします。

②容器などにもやしを入れ、水をはります。

※水は2日に1回は交換しましょう。

③もやしのひげを取ってあげると、さらに日持ちします(ただし大変な手間なので余裕がある人だけ)

↓これはひげをとって水にさらしたもの。この状態で水を変えながら冷蔵保存すれば消費期限後3日は余裕でシャキシャキもやしを食べられます。

 

【冷凍保存】1ヶ月程度保存可能

①袋から取り出し、よく水洗いします。

②根を切ります。

③水分をよく拭き取ります。

④ジップロックなど保存袋に入れ冷凍庫に入れます。

 

ただし冷凍すると、もやし独特のシャキシャキ感が落ちてしまいます。これはもやしに含まれている水分が解凍時に一緒に溶けてしまうためです。しゃきしゃきな食感のもやしが好きな方は冷蔵保存で長持ちさせるのがよいでしょう。

期限切れのもやしを食べる時は自己責任

基本的には消費期限記載がある場合は、その日以内に食べきることが望ましいです。

もし期限内に食べられない場合は、水につけて冷蔵保管するか冷凍庫に保存しましょう。

生物であるもやしは日数が経つと急速に悪くなっていきます。

食べる際は見た目、におい、触感など総合的に見て判断しましょう。

 

参考文献︰

農林水産省 「消費期限と賞味期限」

https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomo_navi/featured/abc2.html

もやし生産者協会 「もやしについて」

https://www.moyashi.or.jp/whats/indication.html

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