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常温?冷凍?アスパラガスを長持ちさせる保存方法

レシピ

鮮度の良いアスパラは本当においしい。鮮度が良いとはアスパラガスの水分が蒸発しないでたくさん残っている状態。

正しい保存方法で長持ちさせる以前に新鮮なアスパラガスを見極めて買ってくる目利きも重要。

産直所で採れたてのアスパラガスを買えたならそれだけで日持ちする。

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鮮度の良いアスパラガスの見極め方

鮮度の良いアスパラガスの条件は内部に水分を豊富に含んでいること。それを見極める方法として次のようなものがある

  • 茎の切り口が乾燥してなくてみずみずしい
  • 穂先がしっかり締まっている
  • 切り口付近を押してみてハリがあるか

僕はよく近所の畑で野菜を買うんですけどアスパラガスを買った時は必ず切り口に、今まさに収穫したよって感じのみずみずしさがある。この部分を見ればいつ頃収穫したアスパラガスなのかだいたい想像できる。

後は穂先のパヤパヤにハリがあってしっかり力を入れて閉じている感じがあるアスパラガスは鮮度がいい。温度が落ちてアスパラガスの穂先はダランとだらしない形だから見ればすぐわかる。

個人的には穂先より切り口のみずみずしさで判断する。なぜなら店で買う時点で穂先が締まっているのは当然で、切り口のみずみずしさでさらなる新鮮さがわかる。

切り口が乾燥していて穂先がだらしなかったら問題外。

あと鮮度を見極める方法として切り口部分を指で押してみる方法がある。水分が抜けているアスパラガスは切り口付近の茎がフニャっと柔らかい。店で買う時点でそんなアスパラガスはないと思うのでお店でそういう汚い迷惑はやめましょう。

あくまで家で保存しているときにやりたい鮮度確認方法です。例えば家でポリ袋に入れず裸で常温保存をしているとあっという間にこの部分が柔らかく、細くなってくる。どんどん水分が抜けている証拠。こうなる前に調理したいわけです。

僕の肌間で言うと25度前後の室温で裸で置いておいた場合、2日も経てばフニャッとしてくる。いちど自分でも試してみて「あー、このぐらいでアスパラガスってフニャっとなってくるんだ」って肌感を掴むといいです。

アスパラガスの保存方法

アスパラガスの保存方法を常温、野菜室、冷凍保存に分けて紹介。

冷凍保存は食感がガラッと変わる

アスパラガスは冷凍保存を推奨してる人もいるけど冷凍すると解凍調理したときに食感が変わってシャキシャキ感がなくなる。歯ごたえを残したアスパラガスのソテー、サラダなどには正直なところ全く向いてない。

アスパラガス特有のしゃきっとした食感が気にならないような料理に限定されると思う。スープ、ポタージュ、煮込み料理にするなら冷凍のアスパラガスを使ってもいいと思う。アスパラガスの煮込み料理ってあんまり聞かないけど、、

アスパラガスを冷凍するなら加熱してから冷凍

アスパラガスは生で冷凍するより加熱してからの冷凍の方が断然向いている。いわゆるブランチングと言うやり方。アスパラガスに火を通すのを100とすると8割がた火を通すくらいで引き上げて冷凍する。

あるいは完全に100火を通してから冷水で浸すかすぐに冷蔵庫で冷やす。このブランチングをすれば冷凍による食感の変化が防げる。生のアスパラガスに比べて冷凍での保存期間も伸びる。

一番オススメの保存方法は常温保存

僕が1番お勧めするアスパラガスの保存方法は常温ですぐに見えるところに立てて保存しておくこと。真夏の暑い日は常温はダメとかは関係ない。

なぜ僕が常温保存を勧めるかと言うと、いつも目に触れるところに置くことでアスパラガスを切って早く調理しないと!っていう意識を持たせるため。

結局、週一の買い物で野菜を買いだめする人は野菜室に何の野菜が入っているか把握できてないし、冷蔵庫で保存しようがあっという間に1週間過ぎて鮮度が落ちたアスパラガスを捨てるかどうかの選択に迫られる。

きっと「それって私のこと?」って思ってる人も多いと思う。野菜室に保存することは野菜を長持ちさせるというより野菜を隠す感じになる。多くの人がその存在を忘れてしまうのだ。アスパラガスを野菜室にしまったら最後。その後は腐るのみと心得よう。

新鮮なうちにアスパラガスを調理するためにも野菜室には入れないでほしい。

野菜を買ってきたら何でもかんでも野菜室に保存しておく発想ではなく、買ってきた翌日までの新鮮なうちにすぐ調理するという意識が1番大事な気がする。

野菜室で長持ちさせる保存方法

とは言え、それぞれの家庭で買い物に行く頻度や食材宅配の関係で翌日までに消費できないところもある。

野菜室で保存するならアスパラガスは乾燥防ぐためにポリ袋か愛菜果に包んで立てて保存する。野菜は育った環境のまま保存するのが長持ちさせるコツ。アスパラガスは縦に伸びて生育するから保存する時も必ず立てる。横にして保存すると余計な養分を消費して品質劣化が進む。

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